行政書士のダブルライセンスで多いのは?

ダブルライセンスの強み

行政書士は、もちろんその知識や資格のみを生かして活躍することができますが、ダブルライセンスによって、さらに可能性を広げていく人もいます。

ダブルライセンスの一番の強みは、扱える業務の幅が広がることです。

とくに「士業」といわれる資格では、その資格を持っている人しか携われない業務も多いため、ダブルライセンスであれば、

また、行政書士としての知識にプラスアルファの専門知識が加わることによって、実務をよりスムーズに進められる場合もあります。

ダブルライセンスは決して楽な道のりではありませんが、ステップアップのために努力している人も多くいます。

行政書士とのダブルライセンスで多い資格とは?

行政書士とのダブルライセンスで多いとされる資格は、以下が挙げられます。

司法書士

司法書士は、行政書士と同じく法律にのっとった書類作成をする仕事ですが、司法書士にしか扱えない書類、行政書士にしか扱えない書類があります。

そのため、両方の資格を持っていることで、「法的書類のプロ」としての業務範囲がさらに広がります。

行政書士試験と司法書士試験では、「憲法」「民法」「会社法・商法」の3科目が重複しているため、勉強内容をお互いに生かすことができます。

司法書士の仕事内容

宅地建物取引士

行政書士は不動産分野の書類作成を依頼されることも多いため、宅建の知識や資格がおおいに役に立ちます。

宅地建物取引士の仕事内容

社会保険労務士

行政書士と社会保険労務士は、どちらも法律知識が問われる試験となっています。

試験合格のために勉強した知識をそれぞれに生かすことができ、さらに業務範囲を広げることができます。

社会保険労務士の仕事内容

ファイナンシャルプランナー(FP)

ファイナンシャルプランナーの資格を取得して、相続・事業継承の知識を深めると、行政書士として扱う「遺言書作成」や「遺産分割協議書の作成」の書類作成がスムーズに行えるようになります。

ファイナンシャルプランナーの仕事内容

開業する行政書士はダブルライセンス取得者が多い

行政書士にとってダブルライセンスは必須ではありませんが、開業行政書士の約40%はダブルライセンサーといわれています。

民間の資格スクールや予備校でも、ダブルライセンスを推奨している例がよく見られます。

しかし、ただ資格を持っているだけで独立して成功するとは限りません。

まずはどのような業務を手掛けていきたいのかをイメージし、必要な資格取得を目指すとよいでしょう。

また、ここで挙げたような専門職は、資格取得後も日々勉強を続けていくことが欠かせません。

資格取得がゴールとなってしまうのではなく、ひとつの分野で専門性を深めていくことも重要です。