行政書士が勉強すること

行政書士試験の内容について

行政書士試験に合格するには、一般的に1,000時間の学習時間が必要といわれています。

行政書士の試験内容は「法令等科目」と「一般知識」の2つに分けられ、科目は以下のように合わせて8科目あります。

法令等科目

・憲法
・民法
・商法
・行政法
・基礎法学

一般知識

・政治・経済・社会
・情報通信・個人情報保護
・文章理解

多様な法律に関する知識が求められる行政書士になるには、幅広い出題科目をまんべんなく学んでいかなくてはなりません。

しかし、試験内容の配点比率をみると、半分以上は「行政法」と「民法」であるため、この2科目をしっかりと学ぶことが重要といえます。

民法と行政法は、実務をスタートしてからも深く関わっていく法律です。

すべての法律を学ぶわけではない

行政書士は、法律家として幅広い法律の知識を持っていなくてはなりませんが、「司法書士」のように刑法・刑事訴訟法を学ぶ必要はありません。

司法書士の仕事

行政書士の場合、学ぶべき法律は、人々の日常生活や仕事に最も深く関わる内容となっています。

また、一般知識として出題される政治・経済・社会の問題については、日頃どの程度、政治・経済・社会問題に関心を持っているかという素養を問われるものとなっているようです。

普段から社会情勢や時事問題に意識を傾けておき、新聞やニュースなどもチェックしておく必要があります。

そのほか、情報通信・個人情報保護の問題をパスするために、個人情報保護に関する条文をよく見ておく必要があります。

行政書士になってからも知識を深める

行政書士の試験に合格し、実際に行政書士として仕事をスタートしても、そこでゴールではありません。

業務を進めるうえでは「弁護士」や「司法書士」など、他の法律家との連携が必要になる場面もよくあるため、そうした人たちと協力していくために、専門性を深めて知識を増やしていく努力が欠かせません。

弁護士の仕事

また、顧客の多様なニーズに対応できる行政書士になるために、「宅地建物取引士」や「ファイナンシャルプランナー」といった他資格とのダブルライセンスを目指して勉強を続ける人もいます。

宅地建物取引主任者の仕事
ファイナンシャルプランナーの仕事