グランドスタッフの離職率と転職状況

離職率は高め

グランドスタッフはいまだ人気が高い職業で、就職も狭き門ですが、せっかくなれたグランドスタッフを短期間で辞めてしまう人も少なくないようです。

辞める理由として多いのは、「仕事の内容のわりにお給料が安い」や「シフト制勤務で体力的についていけない」といったことです。

その他の理由としては、「結婚、出産したから」や「社内の人間関係が合わなかった」、さらには「グランドスタッフからラウンジスタッフにまわされた」など社内の部署替えを機にということもあります。

もちろん、中には長く働き続けてリーダーのようなポジションまで上り詰める人もいます。しかし、この仕事を離れる人の場合、就職してからだいたい2年で辞めていくといわれています。

グランドスタッフの退職後は?

グランドスタッフを辞めた人がその後どうしているかというと、転職、結婚、海外留学などが挙げられます。

グランドスタッフからの転職としてよくあるのが、航空業界で働き続ける夢は捨てられないといって別会社の客室乗務員(CA)になったり、外資系の客室乗務員や地上職になるケースです。

そうした人の中には、もともと客室乗務員志望だったけれど合格が難しいといった理由でまずグランドスタッフになり、働きながら客室乗務員の試験を受験している人もいます。

英語力を強みにし、同じ旅行関連の仕事で通訳案内士になったり、ツアーコンダクター(添乗員)に転職する方もいます。
通訳案内士の仕事
ツアーコンダクターの仕事

また、外資系のエアラインを受験するために海外に語学留学をするのもよくあるケースですし、ある程度年齢がきて第一線で働くことに限界を感じている人の転職先としては、専門学校の講師になるという道もあります。

グランドスタッフの仕事は楽ではありませんが、正しい言葉遣いや立ち居振る舞い、コミュニケーション能力、臨機応変に判断する力など、得られるものも大きいです。

残念ながらグランドスタッフを離れることになったとしても、新しい仕事に対する熱意さえあれば、その経験を生かせる場はきっと見つかるでしょう。

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