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仕事体験談

自分の作ったデザインを街中で目にしたときに大きな達成感

回答者 : モコ太郎さん(男性/40歳)

職業名 : グラフィックデザイナー現在の状態 : 経験者経験年数 : 17年

仕事内容
私が在籍していた会社は、銀座にあり、規模は約20名在籍、仕事内容は、広告代理店の下請けとしてデザイン企画制作を行うデザインプロダクション会社でした。

私の役割は、グラフィックデザイナー兼アートディレクターでした。

この職を目指したきっかけは、学生の頃からデザインというものに大変興味を持っていて、世の中に自分のデザインしたものを見てもらうことが夢で、この道に入りました。
仕事のやりがい
この仕事のやりがいは、まさに自分のデザインしたポスターなどが駅に貼り出されたり、大きなビルボードが渋谷の街にあったりと、自分の作ったデザインを街中で目にした時の達成感は素晴らしいものがあります。

その感覚が仕事のやりがいにつながっていました。
覚悟しておいた方がいいこと
グラフィックデザイナーの道を目指す上で覚悟しておくことは、徹夜などに堪えることができるかということです。

定時に帰れるということは、ほとんどのデザインプロダクションではないと言っても過言ではありません。

それどころか、終電で帰宅することができればラッキーという覚悟が必要です。

将来性は、アートディレクターを目指さないと、ずっとグラフィックデザイナーでは、待遇にも恵まれません。

いつまで経っても、徹夜の毎日から抜け出すことはできないということです。

待遇は、正直に言って最悪です。

残業は、とんでもなくあります。

しかし、残業代が出れば、結構いくからいいかな?なんて思ってはいけません。

なぜならば、残業代など1円も出ないことがほとんどだからです。

極稀に、残業代を支払うデザインプロダクションもありますが、本当に一握りです。

これは違法でもありません。

裁量労働制というクリエイティブ業だけに許された制度のため、残業代を支給しなくても良いというのが、広告業界のグレーな部分なのです。

そのため、本当にデザインが好きでないと続けることは難しいと思います。
給料・待遇
40歳、勤続年数17年、月収50万円、手取り40万円、賞与年2回、昇給年1回です。

この待遇は、良いと感じる人もいると思いますが、あくまでもアートディレクターになってからの給料で、アートディレクターになると一気に待遇面で良くなるのが広告業界の特徴です。
この職業の恋愛・結婚事情
この業界の恋愛・結婚事情は、意外と多いのが、社内恋愛からの結婚です。

これは、やはり就業時間が非常に長いため、一緒に居る時間が長く、いつの間にか恋心が芽生え、付き合っているというケースが本当に多くあります。

そういうカップルの方が結婚後もうまくいくケースが多く、業界を知っているため、徹夜をしても、浮気を怪しまれたりすることもないからです。
この職業を目指す人へのメッセージ
デザイナーになりたい!と思われている学生の方も多くいると思います。

広告業界のデザイナーは、決して格好いいものではないということをしっかりと理解しておいてください。

徹夜が続き、お風呂やシャワーさえ浴びることができないことなど、当たり前にあります。

それは、男女関係なく、それが現在の広告業界の現状であり、昔から続く、当たり前な部分です。

それを覚悟した上で、チャレンジしてください!

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