グラフィックデザイナーのポートフォリオとは?

ポートフォリオ=作品集

ポートフォリオ(Portfolio)とは、デザイナーがこれまでに作成した作品をまとめたものです。

もともとの言語には、「組み合わせ」「まとめる」といった意味合いが含まれています。

ポートフォリオの書式や形態、提出方法やなどに決まりはありません。人によってさまざまです。

手早く自宅でプリントアウトしたものをファイルにまとめる人もいれば、画質にこだわり、出力屋さんにオーダーしてまとめる人もいます。

いわゆる「作品集」といったところですが、デザイナー志望の人の作品ファイルですから、表紙や全体の構成などにも他と違った工夫、オリジナリティがあってよいでしょう。

ポートフォリオに必要な要素

どこに提出するかにもよりますが、最低限、以下のようなものは作品に書き添えておく必要があります。

1.制作年月日

「制作年月日」を記載しておくと、後になったとき、自分自身の成長の過程がよくわかります。

また提出先・プレゼンテーションの相手からも、そのような軌跡を理解してもらったうえで見てもらえます。

3年前に制作したものと今の自分のレベルを混同させないためです。

2.コンセプトやテーマ

自分の計画性やそれに対する表現力を確認し、相手にも知ってもらうために「コンセプトやテーマ」を記載します。

3.技法に関するコメント

コメントを書くことにより、自分自身の作品に対する課題づけ(挑戦意識)や思い入れを記憶し、相手にもその情熱を伝えます。

4.使用ツール・環境(MacのOS、アプリケーション他)

その時々の制作環境を記録するためです。コンピュータを核とする制作環境は、すさまじい勢いで変化します。

古いバージョンで制作したものと現在では、その差は歴然とあらわれます。その意味も含めて記載するようにします。

ポートフォリオは自分の成長記録

在学中であったり、卒業したばかりでこれから就職という人には、とくに細かい整理と記載をおすすめします。

どのような職業の人でも、達人といわれる人ほど詳細なメモを書き残しているものです。

ポートフォリオはクリエイティブワークの新たな出発点、手がかりとなります。昔の作品を見ることで、自分の成長を実感できることもあるでしょう。

またポートフォリオのサイトを作成して、Web上で公開している人もいます。公開の目的や意味をしっかりもっていればキャリアアップにつながることもあります。