グラフィックデザイナー専門学校のカリキュラム例

カリキュラムの例

ここにご紹介するカリキュラムは、数ある専門学校の中から代表的なものをピックアップし、改めて解説を加えたものです。

一つの学校ですべての授業が行われているわけではありませんが、参考としてお役立てください。

理論・概論系

デザインの歴史/デザイン概論

グラフィックデザインの成り立ち(図画・書写)から絵画・印刷・写真などの技法、リトグラフ芸術、現代アートまで、関連する領域を横断的に学びます。

グラフィックデザイナーが属する業界について

グラフィック業界・広告業界などと呼ばれています。業界の流れや関連する組織(協会・組合)、業界を取り巻く環境と今後について学びます。

グラフィックデザイナーの日常と仕事

多岐にわたるグラフィックデザイナーの仕事と、デザイナーによって異なる仕事スタイル、活動、作品などについて、事例をもとに紹介されます。

印刷の歴史/種類

印刷技術が急速に発達・発展したとされる18世紀〜19世紀を中心に、機械・器具・技術、また発明・発展に関わった主要な人物史を学習します。

現代の印刷・DTP/概論

20世紀以降の日本・海外における印刷機・製版機と技法、印刷の種類や分類、また1980年代からはじまったDTP技術の変遷などを学びます。

印刷の未来/アナログからデジタルへ

デジタル印刷機、製版・印刷のコンピュータ化、オンデマンド、クロスメディアなど、印刷会社・業界、取り巻く環境の変化と今後について学習します。

色彩学/概論

デザイナーにとって欠かすことのできない色の基本(三原色・三属性、有彩色・無彩色、色環における同系色・反対色、暖色・寒色)について学びます。

特別講義/第一線で活躍するプロを招いて

業界の第一線で活躍するクリエーターを特別講師として招き、いま現場レベルで何が起こっているか、トレンドや革新的事象について学んでいきます。

実習・実践系

色彩/サイン計画

実社会で機能しているカラー計画(装飾、誘導、注意喚起、安全、避難など)を、平面・立体の両側面から学び、グラフィックデザインに生かしていきます。

タイポグラフィー/実制作

字体の基本である「ゴシック体・明朝体」を柱に、既存のタイポグラフィーを理論と実制作の両面から学習。デザイナーとしてのバランス感覚を磨きます。

平面構成と立体構成

あらゆるものは平面と立面の2面で構成されており、そこに空間という概念が加わって成立しています。この学習を通して、構成する力を身につけます。

コンセプトワーク

市場動向とその背景、ターゲット、ポジショニング、訴求ポイント、メインビジュアルとその意味、キャッチフレーズなど、制作作品の考え方をまとめます。

プレゼンテーション

コンセプト、プランニング、メインビジュアルなどを一つにまとめます。自分の考え方をクライアントへ訴求するための伝達法・表現力を磨きます。

デジタル表現/Macツール

Macツールを使用して、ビジュアルの作り込みを実習していきます。ビジュアルの深みや立体感など、表現力をつけるための基本・応用をマスターします。

デジタル表現/タブレット型端末、デジタルサイネージ他

日々進化するコミュニケーションツールについて知識を深め、グラフィックデザインとの関わり(活用法・掲載プロセス他)を検証していきます。

Webデザイン/基本・応用

インターネット上でのグラフィックや広告表現にはさまざまなルールがあります。Webデザインの分野におけるそれらの基本や応用を学びます。

パブリシティ

TV、雑誌、新聞、インターネットなど、マスメディアの主要な広告ツールについて学び、グラフィックデザインとの関わり(展開・効果)を研究します。

イベントプランニング

展示会やキャンペーンにおけるグラフィックデザインの関わり方を知り、さらにビジュアル表現の実習を通してイベントを立体的に組み上げます。

フォトグラフ

写真を主体としたときのメッセージ力・訴求力を実例を交えながらマスターし、グラフィックデザインに取込みながら作品を完成させていきます。

エディトリアルデザイン

雑誌や書籍の表紙のデザイン、装丁の基本と応用、誌面構成(レイアウト)について、基本・応用・実習のカリキュラムを通じてマスターしていきます。