プロゴルファーになるためのルート

中学や高校、大学のゴルフ部に所属するケース

プロテストに合格する選手には、中学や高校、あるいは大学でゴルフ部に所属していた人が多いです。

宮里藍選手は、沖縄県の出身で、ティーチングプロだった父親にゴルフを教えてもらいました。

高校は、沖縄から遠く離れた宮城県の東北高校へ進みました。高校2年の時、釜山アジア大会で金メダルを獲得、高校3年でプロツアーに優勝して、プロ宣言を行いました。

アマチュア選手が、プロツアーに出場して優勝すると、プロ宣言を行ってプロ選手になることができます。宮里選手は、史上初の女子高生プロとなりました。

松山選手も中学から大学までゴルフ部

松山英樹選手は、愛媛県松山市の出身です。4歳でゴルフを始め、中学2年の時、本格的にゴルフに取り組むため、ゴルフ部のある明徳義塾中学校(高知県)へ転校しました。

明徳義塾高校に在学中、全国高校ゴルフ選手権で優勝して注目されています。

大学は、ゴルフ部の実力が高い東北福祉大学へ進み、マスターズに出場してローアマチュアを獲得したり、日本のツアーでも優勝します。

ツアートーナメントで優勝したため、大学在学中にプロ宣言を行い、プロデビューを果たしました。

高校や大学での成績に応じ、プロテストの予選が免除される

中学や高校、大学のゴルフ部に所属すると、ゴルフの基礎を学ぶと同時に、同世代の選手たちと競い合い、刺激を受けることができます。

小さい頃にゴルフを始め、中学や高校時代からゴルフ中心の生活を送ることで、プロゴルファーになるというのが大きなルートとなっています。

プロテストでも、高校や大学のゴルフ選手権で上位入賞すると、その成績に応じてプレ予選や第1次予選、第2次予選が免除されます。

親やゴルフ教室で実力を磨くケース

2013年に女子プロテストに合格した藤田光里選手は、北海道出身です。父親の指導によって3歳でゴルフを始め、15歳から北海道女子アマチュアゴルフ選手権で5連覇を達成しました。

藤田選手は、高校は通信制の高校を卒業しています。父親の指導を受けながら、ゴルフ中心の生活を送るため、スクーリングに参加する以外、通学の必要がない通信制の学校を選びました。

そして、通信制の高校を卒業後、プロテストを受け、合格しました。

高校や大学のゴルフ部には所属せず、親やゴルフ教室などで指導を受けながら、実力を磨いてきた人もいます。

研修生制度を利用する

プロテストに不合格になった人には、再受験をする人がいます。5回、10回の受験で初めて合格する人もいます。

大学や高校を卒業して数年であれば、親からの援助でアマチュアの大会に出たり、レッスンプロについて練習する人も少なくありません。

しかし、アマチュアの大会に出ても、収入はありません。そこで、研修生制度が設けられています。

研修生制度とは、各地のゴルフ場に所属して仕事をして給料をもらいながら、そのゴルフ場で練習を続けるという制度です。ゴルフ場にティーチングプロが所属していれば、教えてもらったり、アドバイスしてもらうこともできます。

また、ゴルフ場でティーチングプロをしながら、プロテストを受験する人もいます。