プロゴルファーの引退後の生活

プロゴルファーに引退はない

プロゴルフ界では、あまり「引退」という言葉を使いません。

2011年、若い女性プロが故障のために「引退」を宣言しましたが、ゴルフ界では珍しいことです。昔から「プロゴルファーに引退はないからね」というのがゴルフ界の常識です。

年齢が高くなってもシニア大会に出場できる

ツアープロが、第一線のトーナメントに出場しなくなっても、たいていの選手はプロゴルフ協会に籍が残ります。肩書がプロであることに変わりありませんし、シニアの大会に出場することもできます。

男性は50歳以上になれば、シニアプロか、シニアレッスンプロ、女性は45歳以上になれば、シニアレッスンプロの資格試験を受けることができます。

シニアプロ、シニアレッスンプロのなり方

男性の資格試験は、第1次が書類審査(過去3ラウンドのスコアを添付)、第2次が面接、第3次が実技テストと筆記テストです。

合格基準は、男性のツアープロが76ストローク以内で、実技評価基準をクリアすること。男性のレッスンプロが81ストローク以内で、実技評価基準をクリアすることです。

女性のレッスンプロは83ストローク以内で、実技評価基準をクリアすることです。

たとえば、「AON」のうち、ジャンボ尾崎はシニア大会にまったく出場していませんが、青木功と中嶋常幸は出場しています。

ツアー帯同コーチとして、ツアープロのコーチをしている人もいますし、レッスンプロとして若手の育成に携わっている人もいます。

実力が伴わなければ、転職する人もいる

プロの世界ですので、実力が伴わなければ、ゴルフで稼ぐことができません。実は、「引退」を宣言せず、ひっそりと第一線のトーナメントから離れていく人も少なくありません。

そういうプロの中には、ティーチングプロやレッスンプロになる人もいます。ツアートーナメントで結果が出なくても、教えるのがうまい人やコーチの方が向いている人もいます。

しかし、その陰では、ゴルフ場や練習場、ゴルフショップ、スポーツショップなどのスタッフに転職する人もいます。

また、ゴルフとはまったく関係のない仕事に転職する人も少なくありません。