義肢装具士の志望動機・面接

コミュニケーションの基本を抑える

義肢・装具の作成には使用者とのコミュニケーションが必要不可欠です。

しかし、身体の欠損や障害で深く傷ついている使用者の中には心を閉ざし、対話を拒絶する人も少なくありません。

そのような人たちを相手にするわけですから当然、高いコミュニケーション能力が求められるのです。会社側もこのあたりを採用のポイントにしているでしょう。

技術や知識は経験にともなってついてきますし、使用者とのやりとりも経験を積めばスムーズになってくるでしょう。

しかし、挨拶や返事、会話の際の目線やあいづちなどの基本的なコミュニケーションは面接時に十分アピールしたいところです。

職人であり、医療人でもある

義肢装具士はものづくりのプロフェッショナルであると同時に、人体の構造に関する深い知識を持った医療人でもあります。

志願者の中にはものづくりに興味を持っている人もいるでしょうし、医療に携わりたいと思っている人もいるでしょう。

しかし、このどちらかに偏っているようでは義肢装具士の志望動機として不十分です。実際に就職できても長く勤めることができないかもしれません。

そういった事態を避けるためにも、職人としての義肢装具士、そして医療人としての義肢装具士の両面から十分に職業研究をしておくようにして下さい。

将来の展望を持っておこう

義肢や装具は時代の変化や医療の発展に伴い、進化しつづけています。少し前までは考えられなかったようなことが可能になり、使用者の生活の質が大幅に向上することもあります。

義肢装具士の理想やひらめきが器具の歴史を大きく変えることもあるのです。

志望動機にも将来の展望を盛り込めるとよいでしょう。

どのような理想や信念を持って志願しているのかをまとめておくことは、実際に働き始めてからのスタンスにつながります。先方も採用後の働きぶりを想像しやすいはずです。

粘り強い精神は必要不可欠

義肢や装具は使用者のために作成するものです。使用者が満足のいくものになるまで、その器具は完成しません。使用者の訴えに根気よく耳を傾け、微調整を繰り返すのです。

そのため、義肢装具士には粘り強さが要求されます。

それまでの人生において、粘り強く努力した経験や途中で投げ出さずに継続したものがあれば、自身の長所のアピールとして、面接の際に語れるとよいかもしれません。