議員秘書のやりがい

国を動かす現場に、間接的にかかわれる

多くの議員秘書が、大きなやりがいとして国を動かす現場に間接的にかかわれることを挙げています。

議員が、議員の地元から寄せられた地元の課題について、対策案を立てるとき、議員秘書は、必要資料を集め、議員が考えをまとめるのをサポートします。

ときには、議員は、対策案を反映させた法案を提出します。議員秘書は、法案提出がスムースに行えるよう、必要に応じ、日頃から議員秘書として培ってきた他の議員やその秘書とのつながりを生かして、彼らの協力を仰ぎます。

取り組んできた地元の課題についての議員の発言が、新聞、テレビなどのメディアで大きく取り上げられ、これまで見過ごされてきた課題に世間の耳目が集まる場合があります。

メディアでの紹介がきっかけとなり、解決に向けて新たな動きが出てきたり、状況によっては法案成立にまで結びつくこともあるそうです。

自分がかかわってきたことがもたらした社会の変化。議員秘書は、議員のサポートを通じ、より良い日本をつくっている実感がわき、強いやりがいを感じるといいます。

「議員の当選」という社会からの評価

議員に対する社会の評価は、選挙での当落に反映されがち。議員を支える議員秘書にとっても、議員の当選は自らへの評価と同じであり、やりがいにつながります。

当選に至るには、議員の地元の有権者に議員の人となりや政策などを知ってもらったり、反対に有権者の声に耳を傾けたりしながら、議員の支援者を増やし、一票に結びつけていかなければなりません。

そのために、議員秘書は、普段から、多忙な議員になり代わり、地元企業や業種団体の集まりから、地域の人々の趣味のサークルなどまでこまめに訪ね、パイプを太くします。

年末、年始には、議員とともに、数百もの新年会、忘年会などにあいさつ回りに行き、靴をすり減らすことも。

いよいよ選挙運動に突入したら、街頭演説のスケジュール管理や演説原稿を作成する傍ら、真冬の寒風や真夏の太陽に耐えながらのポスター貼りや講演会のステージ設営まで行います。

頭も足も使った地道な活動の積み重ねで、やっと当選にたどり着くと、地域の人々から認められた喜びと同時に、期待に一層応えていかなければならない責任もズッシリと感じるそうです。

そしてまた、議員と共に政策実現への新たな一歩を踏み出します。