議員秘書のインターン・アルバイトはある?

議員秘書のインターン

将来、議員秘書として働きたい人はインターンシップを利用する方法があります。

インターンシップは、政党や議員事務所、NPO法人や大学などで行われています。

政治家と議員秘書の仕事を間近で見られるほか、就業したあとに抱く理想と現実のギャップを埋めるためにも貴重な体験です。

来客対応やお茶出しから政党での部会傍聴に資料作成、国会議事堂にて本会議傍聴など、各事務所や実習期間により実習内容はさまざまです。

インターンシップ参加は無料ですが、基本的に報酬は出ません。

政党が行うインターンシップ

自民党のインターンシップを例にすると、首都圏と地方の大学生(院生・専門学校生)を対象に開催しています。

4月~7月と10月~12月の年2回実施されるのは首都圏の学生を対象にしたインターンシップです。

地方の学生を対象にしたインターンシップは春休みの期間中、約10日間実施しています。

秘書業務の実習に加え、総理大臣や現役大臣への表敬訪問も行っています。

議員事務所が行うインターンシップ

議員の個人事務所でインターンを募集しているケースもあります。

事務所により行う業務はちがいますが、議員本人や秘書との距離も近く、生の現場をより知れるかもしれません。

政治への関心はもちろん、誰にも負けない“やる気″が求められるでしょう。

NPO法人が行うインターンシップ

主に長期休暇中の2カ月間、インターンシップが開催されています。

参加説明会、議員交流会、選考会によるインターン先決定、オリエンテーションを経て、実際のインターンシップが始まります。

サポート体制が整っているため安心して参加できるほか、全国を対象にしていたり、国会議員だけでなく地方議員の秘書体験ができるのも魅力でしょう。

大学が行うインターンシップ

議員や議員秘書のインターンシップを行う学部やゼミもあります。

国会議員だけでなく、区議会議員事務所でのインターンシップを用意している大学もあり、地方政治を知るチャンスです。

政治家や議員秘書を目指す人にとっては当然有意義な体験ですが、別の世界で活躍したい人にとっても知見を広めることに役立つでしょう。

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議員秘書のアルバイト

国会議員の場合、東京事務所と地元(選挙区)事務所をかまえているため、人手が足りない時はアルバイトを雇うようです。

来客対応や電話対応、郵便物の受け取り、議員や秘書たちの日程調整など事務作業が中心となります。

知人からの紹介が多いためなのか、求人を検索してもほとんどアルバイトの募集情報はありません。

アルバイトの募集は見かけませんが、ボランティアスタッフ募集の情報は多く見つかります。

政治の世界で働きたいけれどコネクションがない人や、大学在学中ではないためインターンシップに参加できない人は、ボランティアスタッフとして事務所に通うのも方法です。

議員や秘書に頑張りを認めてもらうことで、その先が広がる可能性もあります。