言語聴覚士は他の分野との交流が大切

他の担当者と協力して仕事をする

言語聴覚士は、病院や福祉施設といったどの場所で働くとしても、ほぼ必ず他の職業の人と連携して仕事をすることになります。

それというのも、言語聴覚士の仕事は、言語聴覚士だけでは完結できない仕事が多いからです。

これは言語聴覚士に限ったことではなく、「理学療法士」や「作業療法士」など他のリハビリ職であっても同様です。

言語聴覚士の仕事は、他の業務を担当する医療従事者から情報を引き継いだリ、共有したりして行なっていきます。

逆に、言語聴覚士が情報を提供することもあり、それが他の担当者にとって重要な情報となることもあります。

医療職をはじめとする専門家は、ひとつの分野に特化した能力を発揮することは得意ですが、広い視野を持っていくことができなくなってしまうことがあります。

しかし、リハビリを必要とする患者さんは言語だけではなく、さまざまな身体の問題を抱えていることがあり、またその人をサポートするには、複数のスタッフが関わったほうがよいことが多々あります。

こうしたことからも、他の専門家の視点や情報は必要になってくるのです。

さまざまな人と働くことで学ぶものは多い

言語聴覚士は、他のさまざまな分野の人と一緒に仕事をするほうが、より多くのことを学べます。

もちろん、リハビリの知識や医療に関する最低限の知識は言語聴覚士も持っていますが、他の分野の人と関わりを持って交流を深めることができるようになると、多様な場面に対応できる言語聴覚士になることができます。

とくに、最近は言語聴覚士の活躍の場が広がっており、これから先は、これまでよりもさまざまな状況に対応できる言語聴覚士が求められることが考えられます。

だからこそ、専門分野に閉じこもるのではなく、そこから一歩で出ていくことが必要になってきます。それは、自分自身の可能性をどんどん広げていくことにもつながります。

ただし、それによって言語聴覚士の専門性が低くなってしまっては本末転倒です。いろいろなことに手を出し過ぎた結果、専門性が極端に低くなってしまうことがないように注意していくことも大切です。

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