回答者:まおさん(女性/35歳)

職業名:言語聴覚士 / 現在の状態:現役 / 経験年数:10年

仕事内容
大阪府の急性病院(病床数は600床)の病院のリハビリ科でリハビリ職に就いています。具体的には脳卒中などで言葉が話せなくなったり、食事を食べることができなくなった方へのリハビリを行います。 大体1日に8人から10人の患者さんのリハビリを行います。職場での役割は勉強会委員といって、論文を読むなど、月に1度の勉強会の担当をしています。
仕事のやりがい
救急搬送で容態が悪く、意識も朦朧としていた方が、徐々にご飯が食べられるようになり、言葉が話せるようになってくる姿を見るのはとても嬉しいです。 なかなか食事がとれなかった方が、初めてゼリーを口から食べたときの幸せそうな表情や、交通事故で考える力が衰えてしまった高校生の女の子が学校に復帰することが決まった時など、やりがいはいくらでもあります。
覚悟しておいた方がいいこと
自分の担当した患者さんが亡くなるかもしれないことは覚悟しないといけません。必ず全ての患者さんが元気になるとは限りませんし、リハビリをして必ず良くなるとも限りません。 障害を受け入れられず、その苦しみを病院スタッフにぶつける患者さんの暴言にも耐えないといけないこともあります。 また職場にもよりますが、土日祝カレンダー通りの休みにならないこともよくあります。
給料・待遇
年齢と給与は関係ありません。経験年数が全てです。30歳でも1年目なら1年目の給与体系になると思います。 1年目で手取り16万、20万円はいきません。ボーナスが入って年収が300万といったところでしょう。定期昇給のある職場であれば、9年目くらいで年収400万になるくらいです。 長く続けられる仕事ですが、高給取りとはいえないでしょう。
この職業の恋愛・結婚事情
私自身は違いますが、周囲には職場結婚する人が非常に多いです。療法士同士であったり、病院内のスタッフ(放射線技師や看護師など)だったり。 同じ医療職なのでお互いの状況を理解できるのだと思いますが、一方世界は狭くなりがちで、医療に関係しないこと(たとえば金融や政治の話など)はまるでわからないという夫婦も多くいる印象です。 正直高いお給料の仕事ではないので、共働きをしている人が圧倒的に多いです。
この職業を目指す人へのメッセージ
人の役に立ちたいという思いが強ければ楽しくやりがいを持って続けていけると思います。 特に女性は手に職をつけられるので、いったん育児などでインターバルが入っても復帰しやすいですし、選ばなければ求人はかなりの数あると思います。 資格をとってから、まずは病院に就職し、スキルを磨いてから自分の進みたい分野に進むのがいいかと思います。

仕事体験談