言語聴覚士の魅力

言語聴覚士は貴重な存在

規模が大きな病院などでは、理学療法士や作業療法士が何人もいる職場は比較的多くあります。しかし、言語聴覚士が複数いる職場というのは、それほど多くありません。

そのため、言語聴覚士はその環境において「たった一人の専門職」という立場になることも多く、責任もそれだけ大きなものとなります。

これをプレッシャーに思うかもしれませんが、逆にいえば、周囲の人たちから非常に頼りにされたり、あるいは多くの仕事に関与していくチャンスが他の職業よりもあるということになります。

責任ある仕事をすることで、やりがいを感じていくことができるでしょう。

言語聴覚士は食事のスペシャリスト

「言語の訓練」という要素が強い言語聴覚士ですが、じつは食事においてのスペシャリストでもあります。

他のリハビリ職も食事についてのアプローチはできますが、この点に関しては、言語聴覚士が一歩リードした役目を発揮できるといえるでしょう。

それというのも、食事は口を動かして行うことであり、言語聴覚士は言語に関する専門的知識をそのまま食事に生かしていくことができ、訓練のなかにも取り入れていくことができるからです。

「食事をサポートする」ということは簡単なように見えて非常に難しく、専門家でもうまく行うことができないことが多くあります。

当然、言語聴覚士でも練習や経験を積まなければ、うまくできるようにはなりませんが、その経験を積む現場がほかのリハビリ職よりも多くあるのです。

食事をサポートしていくなかで、看護士に指導をしたり助言をしていくこともあります。

他の医療職がカバーしにくい患者さんの「食事」という場面で、大きな力を発揮することができるのは言語聴覚士の魅力のひとつといえます。

他の専門職の専門的な知識を手に入れる機会が多い

言語聴覚士は、言語機能に関する専門的な知識を持って働きますが、業務では他の医療職との関連性もあるため、それにともなって他分野の知識を手に入れることができる場面も多くあります。

とくに食事訓練の時には、看護師など複数の医療関係者が連携していくことも珍しくありません。

その中で、他の人が気づけないような点をサポートしつつ、他分野の知識を深めていくことができるというのは、なかなか貴重な体験になります。

そのような体験をする機会を持ち、知識や技術を磨いていくことができるのも言語聴覚士の魅力です。

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