構音障害の方へのリハビリ

構音障害のリハビリテーションとは

言葉を発することがうまくいかない構音障害(こうおんしょうがい)は3種類ありますが、ここでは脳卒中や交通事故などの後遺症としてよくみられる構音障害(運動性構音障害)のリハビリについて説明します。

運動性構音障害は、脳の神経が損傷し、言葉を発するのに必要な神経や筋肉に不具合が生じるためにおこります。

構音障害のリハビリは、うまく働かない部分をできるだけ元のように動かせるよう訓練します。

また、回復が難しい場合は、その人にあった他の手段を考え日常生活においてコミュニケーションができるようにしていきます。

構音障害の検査

リハビリを行う前に、まずはどのような問題があるかを検査します。

検査は主に言語聴覚士が行いますが、歯科医が行うこともあります。会話をして聞き手がどのくらい理解できるか、5段階で判断します。

話した内容について、聞き手がわかる方、時々わからない単語がある方から、まったく了解ができない方まで重症度を判断します。

また、声の粗さや息づかいなど声の質や、「パ行」「サ行」など代表的な音を繰りかえし言ってもらい、発声、舌や唇の動きなどを調べます。

リハビリの内容について

誰でも緊張するとうまくしゃべれないことがあります。ですので、ゆっくりリラックスできる環境が大切です。

また、脳卒中や怪我の後遺症などでしっかりした姿勢をとることがむずかしい場合もありますが、頭とあごの安定を確保してリハビリを行います。

呼吸の訓練では、急に息を止めたり吐いたり、できるだけ長く息を出せるように練習します。

唇や舌、頬などを動かして正しい発音の形をさがし一つひとつ音を出していく、というようなこともします。

また、コミュケーションの手段としてメモ帳やホワイトボードなどの活用をしたり、重症の方の場合には身振りや五十音図の使い方を練習したりします。

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