言語聴覚士の実習

言語聴覚士の実習とは

言語聴覚士の養成校では、カリキュラムの一部として必ず「実習」が行われます。

この実習では、実際に病院や施設などの現場で患者さんと接することになり、これが言語聴覚士になるための勉強の核になるともいえます。

実習を通じて得られるものは大きく、成功すれば自信に、うまくいかなければ不安につながるかもしれません。

必要以上に気構える必要はありませんが、実習には真剣に臨むことが大切です。

なお、実習は学校によって進め方や内容が若干異なり、最初の実習は見学だけということもあります。しかし、見学とはいっても実習後にレポートを作成する必要もあるなど、苦労してしまう人も出てくるでしょう。

どんなに簡単な実習といわれているものでも、決して楽なものではないと考えておいたほうがよいでしょう。

実際の現場に出て、経験を積む実習

見学をする実習は、あくまでも「体験」という意味合いが強いです。

その後、実際に現場で経験を積んでいく臨床実習になると、そのレベルを遥かに超えてきます。自分にのしかかってくる負担や責任も、一気に大きくなると感じられるでしょう。

臨床実習では、多くの場合、実際の患者さんを担当していくことになります。言語聴覚士として、どのような患者さんと接するかは状況によって異なります。

ある程度、うまく意思疎通ができる患者さんを担当することもあれば、意思疎通があまりうまくいかない患者さんを担当することもあるでしょう。

それは実習先の都合や、スーパーバイザーとなる先生の考えによって大きく変わってきます。

臨床実習では、自分の行うべきプログラムを自分で考える必要があり、その結果や考察についてはレポートでしっかりとまとめる必要があります。

レポートの内容も、見学だけの実習などに比べると濃く、深いものになっていきます。

失敗をしたら反省をすることが大切

実習は、場合によっては途中で中止になってしまうこともあるようです。

たとえば、現場で取り返しのつかないような大きな失敗をしてしまったり、一般常識的なことを著しく欠いた行動をとったりした場合には、中止されることもあります。

しかし、実習に対して前向きに取り組む姿勢を持ち、たとえ失敗しても反省していることを行動で示すことができるような人は、失敗や勉強不足によって実習が中止になることは普通ありません。

実習は不安も大きく、どうしても悲観的に考えてしまうことがあるかもしれませんが、とにかく積極的に、何か学ぼうとする気持ちを忘れずにいれば、きちんと乗り越えていくことができるはずです。

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