新人1年目の言語聴覚士

スタートラインに立つには

新人として言語聴覚士のスタートラインに立つには、必ず言語聴覚士国家試験に合格しなければなりません。

また、国家試験を受験するためには、養成所として指定された専門学校や大学で学ぶ必要があります。

通信教育では受験資格を得ることはできません。在学中に、基礎分野や専門分野を勉強し、病院などで臨床実習を経験します。

新人教育の内容

就職先によって新人教育の内容はさまざまです。

言語聴覚士が働く場所には、病院などの医療施設、学校や福祉・介護施設などがあります。

一般的に、就職してすぐの場合は経験のある先輩と一緒に実際の仕事について学びます。

言語聴覚士は、失語や構音障害など言葉によるコミュニケーションや嚥下(食べものや飲みものの飲み下し)に問題がある方々に対し、状態に応じてリハビリを行います。

そのために必要な検査や訓練などの方法や、報告書の書き方などの業務を教わります。

また、言語聴覚士は、他の医療やリハビリの分野で働く人々との連携が必要です。

そのため、病院や施設内での仕事の流れを学んでいきます。

1人職場について

このように先輩が教えてくれたり、新人教育がしっかりしている職場ばかりではありません。

近年、福祉・介護などの分野で多くの言語聴覚士が必要とされています。

2015年現在、言語聴覚士の累計は約2万5千人です。職場に1人しか言語聴覚士がいないという「1人職場」がめずらしくありません。

場合によっては新人でもこの1人職場につくことがあります。

ですが、言葉や嚥下のリハビリは作業療法士や理学療法士とチームで行うことが多く、そのチームの先輩に教わることができます。

また、検査方法や訓練方法などの専門技術などは、外部で行われる勉強会や研修会に参加することによって学ぶことが可能です。

仕事体験談