お笑い芸人のネタ作り

ネタ作りが一番大事

新人芸人は、どうすれば世間に認知されるのでしょうか?

その方法は、たったひとつ。面白いネタやギャグを作ることです。

そのネタが世に知れ渡り、「このお笑い芸人は面白い」と思われて初めて、芸人は芸人になったといえます。ですから、お笑い芸人にとってネタ作りとは、その仕事の本質なのです。

では、お笑い芸人はどのようにネタを作るのでしょうか。

それは、今までの漫才やコント・ギャグを知ることから始まります。

「昔は、どんな笑いがウケていたのか?」「今は、どんな笑いがウケているのか?」を知ることで、まだ誰もやっていない笑いを生み出していかなければなりません。

アイデアは転がっている

「誰も見たことがないネタを作る」というと、非常に難しいように思えますし、実際にそんなネタを作り出すのは至難の業です。

しかしながら、ネタ作りのアイデアは、さまざまなところに転がっているのです。

たとえば、通学の電車の中・喫茶店・バイト先など、日常生活に笑いのネタがたくさんあります。

特徴的なキャラクターの人や、おばさん同士の何気ない会話の中に笑いの種があるのです。人間観察をするだけでも、ネタの参考になります。

ですから、日々の生活をどのように過ごすかで、面白いネタが作れるかどうかが決まると言ってもよいでしょう。

具体的なネタ作り

では、お笑い芸人はネタをどのように作っているのでしょうか。

それは、芸人によってさまざまですが、よくあるパターンとしては、コンビの場合、ボケがネタを書き、二人で稽古し、ネタ見せやオーディション・本番に備えるというものです。

その他、コンビ間でラリー形式でネタを加筆していく芸人もいますし、ふたりで会話をしながら作り上げていく芸人や、得意なネタのジャンルによってネタを分担して書く芸人もいます。

ピン芸人ならば、自身で書くしか方法はないですが、コンビならば「誰がネタを書くのか?」「ネタの作り方」についてもしっかりと考える必要があります。

ネタ見せ

ネタを作る過程で、煮詰まってしまい、なかなか面白いものが作れなくなるということはどんなお笑い芸人にでも訪れます。

そのときは、自分の信頼する芸人や、事務所のコント作家の方にアドバイスを頂くのがよいでしょう。

そのいい機会になるのが、事務所のネタ見せです。

同じ事務所の芸人や、作家、マネージャーなどの意見を参考にして、自分のネタを客観的に見るというネタ作りには非常に大事な場です。

さまざまなネタを研究し、自分自身でネタを作り、そして、そのネタをどんどんブラッシュアップしていくことが、秀逸なネタへの近道といえます。