お笑い芸人の事務所

独特のしきたり

今、テレビや舞台で活躍しているお笑い芸人のほとんどは、それぞれ芸能事務所に入っています。

一般的に、その事務所に所属しているのは、お笑い芸人・俳優・女優・グラビアアイドル・歌手・文化人などさまざまな芸能人です。

各事務所によって、規則・ルールなどは違いますが、ここではまず、お笑い芸人のルールを紹介します。

第一に芸人の世界は、年功序列が通用する世界ではありません。芸能界に一日でも先に入った者が先輩になります。したがって、年上の後輩や、年下の先輩がいます。

また、同じ事務所の先輩後輩にだけ通用するしきたりなどもあります。たとえば、食事に行った際、先輩が後輩の分も支払うといったものです。

このように一般社会では聞き慣れない、芸能界や各事務所独特の決まり・しきたりがたくさんあります。そこは、「郷に入れば郷に従え」です。

お笑い芸人として、活躍したいのならば、その世界のルールや伝統を受け入れる必要があります。

事務所選び

そして、芸人にとっては事務所選びも非常に大事なポイントです。現在、日本には芸人が所属している芸能事務所が30以上あります。

よしもと・クリエイティブエージェンシーや、松竹芸能株式会社、プロダクション人力車、太田プロダクションなどです。

各事務所には、それぞれ違ったカラーがあります。

テレビやラジオ・雑誌から劇場まで、オールラウンドに活躍する芸人が所属する事務所や、劇場をメインに活躍する芸人が所属する事務所、また、モノマネ芸人のみが所属する事務所などがあります。

ですので、自分がどんな芸人になりたいか、どんな芸人として活躍したいかをしっかりと考えて、事務所を選んだほうがよいといえます。

給与体系も違いますので、気になる方はそのあたりもしっかりと調べておいたほうがよいでしょう。

先輩との関係

また、事務所に所属していると良い点がたくさんあります。

たとえば、同じ事務所の先輩にかわいがってもらっていると、自分がスベった時にその先輩に助けてもらえたり、フォローをしてもらえたりします。

きちんとした人間関係が築かれていないと、そんな助けは得られないでしょう。ですから、日々の芸人生活でも人との関わりをきちんと作らねばなりません。

マネージャーとの関係

そして、事務所にはお笑い芸人の仕事をマネージメントしてくれるマネージャーがいます。

人気芸人になると、マネージャーが身の回りのことを世話してくれたりしますが、まだまだ駆け出しの若手芸人の頃は、マネージャーとネタについて話したり、どのオーディションを受けるかなどを相談します。

また、お笑い芸人に仕事を持って来るのもマネージャーの仕事です。

ですから、自分たちがどれだけ笑いが取れる芸人なのか、どんなネタをする芸人なのか、をマネージャーにしっかりと理解してもらうということも、芸人にとっては大切なことなのです。