お笑い芸人が売れるまでのアルバイト

下積み時代のアルバイト

お笑いの養成所を出たばかりの若手芸人がいきなりブレイクするという話がまれにありますが、ほとんどの方は売れるまでに少なくとも3〜5年はかかるでしょう。

ある程度の仕事が入ってくるようになるまでのあいだ、それでも芸人だからアルバイトをするよりネタを作るべきだと考えて副業をしない主義の方もいらっしゃいます。

結果的に努力が実って芸人の仕事が充実すれば問題はありませんが、だいたいの方は生活が成り立ちませんからアルバイトをします。

しかし、オーディションやライブ、テレビ出演の話は突然決まる場合が多いので、明日休ませてくださいとお願いしても聞き入れられるような仕事を選ぶことになります。

コンビニやファミレスなど

お笑い芸人が下積み時代にすることの多いアルバイトはコンビニやファミレス、居酒屋、カラオケ、インターネットカフェなどではないでしょうか。

シフト制で時間の融通がきくということ、接客業だと人間観察にもなるということ、深夜勤務で人が少ない場合はネタを考えられる点などが理由として考えられます。

ただ、あまりにも急なシフト変更や休みが多くなれば辞めざるを得ず、転々とたくさんのアルバイトを経験するというのが実情かもしれません。

割り切るか、理解者を増やすか

さまざまな仕事を経験することは芸人として役立つ面もあるかもしれませんが、生活が安定しないのはやはり不安に違いありません。

いくつかアルバイトをかけもちしたり、単発で時給の高い肉体労働をしたり、多くのお笑い芸人の方が下積み時代に苦労されています。

芸人とどちらが本業かわからなくなってしまうから割り切ってしんどい仕事を選んだり、アルバイト先ではおとなしくしていたりするという声も聞かれます。

逆に職場のみなさんに芸人であることを公言し、急な休みも融通してもらい応援されているという方もいらっしゃいます。

また芸人としていったんブレイクしたからといって将来はどうなるかわからないから、アルバイトを続けるという話もあります。

いずれにしても芸人という仕事は生き様そのものであるともいえますから、下積み時代のアルバイトの選び方も芸風のひとつなのかもしれません。

現実的にはお笑いライブの行われる劇場で進行係をするなど、芸人としての仕事につながるようなアルバイトを探すという方法もあるでしょう。