学芸員の魅力

待遇は良くはない

学芸員に憧れる人は多いですが、必ずしもバラ色の職場とは言えません。問題点として、就職するための競争率の高さ、給料の低さ、雑務の多さなどがあります。

雑務に関して言えば、設営や企画、来客の案内や解説、館内の清掃や整備、展覧会の品々に関する配送や保安の確保から、対外的な借り出しの交渉など、本来の業務である研究調査以外の仕事が多いという不満も多いようです。

仕事が苦にならない

しかしながらこういった環境でありながらも、進んで辞めたいという人は少ないそうです。なぜかというと、一番の仕事の魅力として「好きなことを仕事にできている」という点があるそうです。

多少の雑務や、本筋にはずれた仕事であろうが、本来の自分のやりたかった研究に関わり、その為になることであるならば少しぐらい嫌でも我慢できるということです。

職務上、日夜の勉強や地道な調査が避けられないとしても、それは自分の知識や教養を深めることになるため、あまり苦にならないそうです。

そういった「楽しい苦労」「生きがい」を魅力にあげることが多いです。元は一般社会のかなり経済的には恵まれている職業を辞めて、学芸員を選んだ人などは特にその傾向があるそうです。

深夜までの残業でも、歴史的な品々の保存や展示の工夫であったり、文化振興のために駆け回ってると、苦労はあっても心に張りがあるという話です。

経済的な満足などは少ないかもしれません。しかし学芸員の仕事が合う人は、精神衛生や心の満足感を求める人に良いかもしれません。