画家の留学

西洋に留学した近代の画家たち

画家がヨーロッパに留学しはじめたのは、主に明治になってからです。維新後、急速に西洋化した日本では、美術界でも西洋の美術を学ぼうという機運が高まりました。

この時代に留学した有名な画家は、フランスに留学した黒田清輝や梅原龍三郎、フランスとイタリアで学んだ藤島武二、ドイツに留学した原田直次郎などです。

その後、大正から昭和時代にも多くの画家がヨーロッパに渡りました。

現在の留学事情

画家を目指す人が留学する場合、一番多いパターンは大学時代に留学する方法です。ほとんどの美大では留学制度を設けていて、ヨーロッパやアジアなど海外の大学と協定を結び、交換留学などを行っています。

留学を予定している人は、美大に進学する前に、その大学が海外のどんな大学と提携しているのかを調べておきましょう。

一般的に、画家を目指す人はフランスやイタリア、ドイツなどヨーロッパに留学するケースが多いようです。

海外留学制度は、大学によってさまざまです。夏の短期海外研修として設けている場合は、募集人数も多く、参加できる確率が高くなります。

一方、協定を結んでいる大学に長期で留学する場合は、募集人数は少なく、語学試験や面接、書類審査などを受ける必要があります。

候補者として大学に認めてもらえなければ、どんなに希望しても留学はできません。人気の留学先は競争率も高くなりますので、語学の勉強など早めに準備しておくと安心です。

自分で留学先を探す

個人で留学先を探すこともできます。大学などの所属機関を通じて留学するよりも手間はかかりますが、自分で探すと良い経験にもなります。

海外に留学すれば、自主性が大事になります。当然、語学力も必要ですし、お金もかかります。まずは留学するための環境が整っているか、確認してください。

留学先を探す方法は、いろいろあります。とりあえず、インターネットで情報収集をしてみましょう。海外留学を支援する団体の公式サイトには、留学に関するさまざまな情報が載っています。

留学を希望する大学の候補が決まったら、大学の公式ウェブサイトで留学情報を調べて、資料を取り寄せてみましょう。

留学あっせん業者を利用する方法もありますが、信頼できる業者かどうか見分けるのが難しく、トラブルに発展するケースもあります。

公的な機関が実施している留学説明会などを利用して、自分で責任を持って留学先を探すのがベストです。