画家になるための必要なこと

技術面では基本が大切

画家になるために技術面で必要なことは、デッサンや写生を繰り返し行うことです。簡単なスケッチでも構いません。描く対象をよく観察し、表現する力を鍛えることは何よりも大切です。

日本画でも西洋画でも、また具象画を目指す人も抽象画を描く場合でも、デッサンや写生は基本となります。毎日一時間でもいいので、デッサンの練習を続けてみてください。

たとえば、ピカソのキュビズムのような作品を描きたい人でも、まずは正確なデッサンができないと、キュビズムへの応用は難しいでしょう。

どんなジャンルに進む人でも、絵の基本的な力は常に鍛えておく必要があります。

感性を磨く

画家にとって最も大切なものは、心です。動物や植物、風景や人の美しさに感動し、表現したいと思う心があって、はじめて絵が描けます。もちろん、技量がないと描けないので、毎日絵の練習をすることも大切です。

しかし、どんなに正確に描いても、心がこもっていない絵は誰も感動しません。

ふだんの生活で、心や感性を磨いて下さい。花や動物をいつくしみ、人とふれあい、ときには旅に出て雄大な景色を眺めてみましょう。

映画を観たり、音楽を聴いたり、文学に親しむことでも感性を磨くことはできます。豊かな心を持つ人の作品には、深みと味わいが出てきます。画家になるために、技術面だけでなく、内面も磨いてください。

絵を描き続ける意志

絵を描くことが好きでなければ、画家にはなれません。当たり前と思われるかも知れませんが、どんな状況でも描き続けられる人はなかなかいません。

画家になるのは簡単です。絵を描いて、自分は画家であると名乗れば、誰でも画家になれます。

ですが、画家として収入を得て、生活するのは大変困難なことです。作品が売れなければ、他の仕事をして生活費を稼がなければなりません。

本当は画業に専念したいのに、好きでもない仕事をすれば、ストレスもたまります。そんな状況でも、本当に絵を描くことが好きであれば、作品制作を続けられますし、画家になるチャンスも出てきます。

画家になるために重要なことは、絵が評価されなくても、売れなくても、めげずに絵を描き続ける意志です。