外交官として採用されるまでの試験の流れ

外務省に入省して外交官になるには、どういった試験を受ける必要があるのでしょうか?

外交官になるまでの採用試験の流れを、ステップごとの時期と内容に分けて説明します。なお、ここでは国家公務員総合職(いわゆるキャリア)の大卒者向け採用試験「教養区分以外」について説明します。

また、以下では参考として2015年採用試験「教養区分以外」の日程を挙げています。

受験案内公示から申し込みまで

毎年2月ごろに国家公務員総合職試験の受験案内が人事院ホームページに公示されます。この時点では外務省を目指す人もほかの省庁を目指す人も、共通の試験です。

4月上旬までは、インターネットによる受験申し込み期間です。人事院の専用ページ上から申し込みをします。

1次試験から2次試験まで

筆記試験は春から夏にかけて選考が行われ、1次試験は基礎能力試験と専門試験、2次試験は専門試験、政策論文試験が行われます。

1次試験は筆記試験のみで、5月下旬ごろに行われます。1次の合格発表は6月です。

2次試験の筆記試験は6月下旬に行われ、あわせて7月には政策課題討議・人物面接が行われます。そして7月末には最終合格発表として、2次試験の結果が発表されます。

官庁訪問

「最終合格発表」で合格判定が出ても、それがそのまま「採用」を意味しないのが国家公務員試験です。

その後、各府省での面接や独自試験を受けるため、志望する府省を訪問する必要があります。これは「官庁訪問」というステップです。

そして最終的に、10月はじめごろに採用内定が出されます。ここで晴れて外務省に採用されると、外交官としての一歩を踏み出せることになります。

国家公務員試験は筆記試験が超難関とされていますので、まずは筆記試験をクリアするために十分な対策を立てる必要があります。