ファンドマネージャーの仕事内容

銘柄選定と売買の判断を行う

ファンドマネージャーとは、投資信託会社、信託銀行、保険会社などの金融機関に勤務し、お客さま(投資家)から預かった資金の運用計画を立て、それを実行する仕事です。

個人の投資家から資金を預かり、企業として投資を行っている大口の投資家のことを「機関投資家」と呼びます。個人投資家に比べて動かす金額は大きく、金融市場における存在感が非常に大きくなっています。

その機関投資家として投資を行っている企業で、運用を取り仕切る担当者がファンドマネージャーであり、自らの専門知識と市場の情報に基づき、資産の運用を行っています。

もっとわかりやすく言うと、証券や債券などの売買によって、その日にどれだけ市場にお金の出入りがあるかをチェックし、どの銘柄を買うか・売るかを判断することが役目です。

最近では投資信託などの証券を販売する際に、担当するファンドマネージャーの名前を記載する例も増えており、「看板ファンドマネージャー」として活躍するファンドマネージャーも増えてきています。

長期的な視点で運用成果を出す

《国内株式をメインに投資を行う、あるファンドマネージャーの一日》

5:00 起床
5:30 前日の株価チェック
7:30 会社に到着 ネットで海外の株式市場やメールのチェック
8:30 トレーダーと打ち合わせをし、売買銘柄を指示
9:00 社内ミーティング
10:00 来客対応、面談
12:00 ランチを取りながらミーティング
13:30 投資先の会社を訪問し、経営状況をチェック
17:00 海外市場のチェック
19:00 投資候補の業績と予想株価の計算
22:00 帰宅

ファンドマネージャーは銘柄選定や売り買いの判断を行いますが、その情報を元に、実際に売買を行うのはトレーダーです。

安定した運用を行って収益を増やすために、ファンドマネージャーはアナリスト、エコノミスト、ディーラー、投資顧問会社のスタッフなどと連携し、日々絶え間なく動き続けるマーケットを見て、市場調査や独自の見解を踏まえて判断を下さなければなりません。

予測が100%当たることは不可能で、日によっては思わぬ収益が生まれることもあれば、大きな損をしてしまうこともあります。

一日の成果に一喜一憂せず、責任を持って長期的な目で成果を出すことが、ファンドマネージャーに求められる役割と言えます。

仕事体験談