ファンドマネージャーに必要なこと、スキル

必要な資格・免許はない

ファンドマネージャーになるために絶対に必要な資格というものはありません。いわば、運転免許や医師免許のように、免許がなければできない仕事ではないのです。

しかし、お客さまから預かった巨額の資金を運用するという仕事柄、金融マーケットや経済学の知識全般、金融数学、いわば証券アナリスト試験で学ぶような科目に関してはすべて熟知している必要があります。

当然として、証券アナリストの資格取得は知識上として必須になります。

ただし、実際は新卒でそのままファンドマネージャー採用のパターンは本当に希少です。

もちろん、トレーダーやファンドマネージャー等のマーケットの人間は、遅かれ早かれアナリスト資格は取る必要がありますが、30半ば過ぎてから取る人も多くいます。

学生時代は、基礎中の基礎である財務分析の知識を学んでおくことをおすすめします。

情報分析能力

ファンドマネージャーは、各社のトレーダーや、アナリストなどから、膨大なマーケット情報をもらいます。

それを自分なりに分析し、今後のファンドの運用方針を自らで考えなければなりません。

そのため、ファンドマネージャーは、分析を商売とするアナリスト職、それもバイサイド(証券会社)に所属するアナリストからの転身が多いといわれています。

ただ勘に頼るだけでなく、論理的に運用を考えられる人材がファンドマネージャーに向いているのです。

プロの仕事として生き残っていくためには、ポートフォリオ理論などの勉強がとても重要になってきます。

そして金融商品全体はもちろんのこと、世界の市場や個別銘柄、産業情報などに関してさまざまな興味を持つ必要があります。

金融マーケットの世界では、「風が吹けば桶屋がもうかる」とう格言にあてはまる事象がたくさん発生します。

今はささいな出来事だったとしても、重大な相場の動きにつながることもあるからです。

普段から、多方面にアンテナを張って情報収集をすることが、ファンドマネージャーの仕事のひとつでもあります。

英語と不動産知識は今後必須の知識

また、市場はワールドワイドに動いています。

世界では依然として、金融マーケットの中心はアメリカの市場です。アメリカからの情報をいち早くキャッチするためには、現地からの速報ニュースやレポートを英語で理解する必要があります。

また最近では、REITという不動産に投資するファンドも増えてきていますので、通常の有価証券だけではなく、不動産に対する知識もあると有利です。

仕事体験談