不動産鑑定士のやりがい

不動産鑑定士にしかできない仕事である

不動産の鑑定評価は不動産鑑定士にしかすることができない、独占的な仕事です。資格試験の難易度でいえばさらに上の資格である、弁護士や公認会計士でもこれを行うことはできません。

また、不動産鑑定士の管轄省庁である国道交通省のエリートキャリアでもできないのです。「不動産鑑定士である自分にしかできない仕事だ」と思えることこそが、何よりのやりがいのもとになります。

高度な専門職業家である

不動産鑑定士は、対象となる不動産の利用価値なり経済価値なりを把握して、それを金額で表すことができる日本で唯一の資格です。

この利用価値や経済価値を把握して金額で表すには、不動産にまつわる法律・経済・会計のすべての知識がなければ到底できないものです。

そして何より、これらの条件や計算過程、その根拠となる考え方などをクライアントに伝えられなければ、せっかく良い不動産鑑定評価を行えていても、良い仕事とはいえません。

この専門知識以外の部分(表現力・文章力・論理力など)でも高度な水準を要求されるのが、不動産鑑定士という仕事なのです。

こういった、高度な専門職業家であることは誇りに思えますし、より自分自身を磨いて、さらなる精度の向上や表現力を養っていこうとも思えます。要するに、プライドを持って仕事ができるというのが、やりがいのひとつなのです。

国家・国民の経済活動に貢献できる

不動産の鑑定評価によって、公的な機関(国や県など)が公表する地価が求められたり、不動産の売買の金額が定められたりします。

また、銀行の融資のときの担保評価額や、不動産投資信託(J-REIT)などの証券化された不動産の価格が決められたり、投資対象となるかの判断がされたりします。

それほど知名度の高くない資格かもしれませんが、経済活動の源ともいえる不動産の価値を金額で表現することにより、国家・国民の経済活動に貢献しているのです。

直接クライアントから感謝されることもそうですが、自分自身が大きなものを支えているといった感覚もやりがいのひとつになります。