憧れの職業、ファッションデザイナー
衣服に興味がある人はファッションデザイナーになりたいと思ったことが一度はあるのではないでしょうか。
ファッションショーでモデルと一緒に花道を歩き、ファッション雑誌に顔写真とともにインタビュー記事が掲載される。ファッションデザイナーが人気のある職業として志望者が多いのは、そういったファッションデザイナーの華やかな部分を見て憧れる人が多いからです。
しかしファッションデザイナーの仕事は華やかな部分ばかりではありません。一部の有名デザイナー以外は、厳しい待遇の中で働かなければなりません。
そうしたファッションデザイナーの厳しい部分を専門学校で勉強するうちに知ったり、または実際の企業に勤めて体験して諦めてしまう人も少なくありません。
華やかなところばかりでない、むしろ華やかなモノを作り出すために不断の努力を行っているのがファッションデザイナーという仕事の本質なのです。
お客さまの喜ぶ顔
ファッションデザイナーは仕事が不規則で体力的にも精神的にもつらい仕事です。それでも多くの人がファッションデザイナーを続けているのは、強いやりがいを感じることができるからです。
どんな仕事でも人に自分の仕事が認められたとき、大きな喜びを覚えるでしょう。ファッションデザイナーもそうです。
ファッションデザイナーにとって仕事が認められるというのは、自分がデザインした衣服が店舗のショーウィンドウに並べられることです。ショーウィンドウに並べられている姿を見れば、それまでの苦労は忘れてしまうでしょう。
また、自分がデザインした衣服でお客さまが喜んでいる姿を見ることができれば、何よりもやりがいを感じるはずです。
日本という枠を超えて、世界的な有名デザイナーとなっているファッションデザイナーもいます。世界の人に名前を知られて、多くの人に自分のブランドの服を身につけてもらえる。ここまで大きな夢を描ける仕事は、ファッションデザイナーの他に中々ないかもしれません。
収入も大きなやりがいのひとつ
仕事をする以上、お金はその目的のひとつです。人によっては大部分を占めていることもあるでしょう。
ファッションデザイナーは成功をすると大きなお金を生み出す職業です。世界的に有名なデザイナーとまでならなくても、ヒット商品を生み出せば大きな収入を得る機会はたくさ
んあります。
企業デザイナーとしてヒット商品を連発していれば、他社から好条件の引き抜きや独立への道が開かれることもあります。自分の腕ひとつでどんどん大きな仕事にチャレンジをして大きく稼ぐことができるというのも、ファッションデザイナーのやりがいの一つです。