ファッションデザイナーの現状と将来性

衣食住の一角を担う産業

人間が生きていくのに欠かせないのは衣食住、つまり着る物、食べる物、住むところです。ファッション・アパレル業界はそのひとつに入り、誰もが裸で過ごすことがない以上、産業そのものがなくなることはありません。

ファッションに対する消費者のニーズや要望は多様化しているので、ファッションデザイナーの重要度は今後増していく可能性はありませす。

その意味では将来にわたって仕事がなくなることがないという魅力がありますが、ファッションデザイナーを志す人も多いため、厳しい世界には変わりません。

ファッションに使うお金は減り続けている

総務省が行った調査で、1世帯が1年間に使った被服及び履物への支出金額というものがあります。それによると2001年から2010年の10年間にわたって減り続けているという結果になっています。

ファッション・アパレル業界に流れるお金が減っている傾向が続いているので、産業がなくなることはないものの、安泰というわけではありません。

消費者はより安い商品を求める傾向があるため、ファッションデザイナーにも安くて良いものを作るという仕事が求められるようになるでしょう。会社によってはそれが収入にも反映するので、収入が中々増えない仕事になってしまうかも知れません。

デザインに対するニーズは、むしろ増大

高価な商品が売れにくくなっているからと言って、消費者が安っぽいものを求めているというわけではありません。商品の価格にシビアになる一方、よりデザイン性に優れたものや高級感のあるものが売れる傾向が続いており、ファッションデザイナーの力量が問われる展開となっています。

この傾向は今後も続くと思われるので、こうしたニーズに応えられるファッションデザイナーに仕事が集まることになるでしょう。