ファッションデザイナーに向いている人、適性

時代の雰囲気に敏感な感性が必要

ファッションデザイナーは人の望む、または人が喜ぶ衣服をデザインするのが仕事です。そのため、人々がどのようなものを求めているのか、人々がどのような気持ちでいるのかを敏感に感じる感性が必要です。

現在日本は不況の中にあるために閉塞感に捕らわれているところがあります。そのような人達が求めている衣服とはどのようなものかを感じて、デザインをしなければなりません。

そのためデザイナーには、広い視野と情報が必要になります。自分な好きなものや話だけに目を向けるのではなく、さまざまなものに触れ合い、そして情報を吸収していく必要があります。

協調性も必要

独立しているファッションデザイナーの中には、自分で企画し、デザインして、衣服を縫い、作り上げ、さらに販売までする人もいますが、大抵のファッションデザイナーは何人かのスタッフと一緒に仕事をします。

たとえば、ブランドやアパレルメーカーなどでは季節ごとにファッションショーという新作を発表します。ファッションデザイナーは、このファッションショーのためにそのときの流行にあった、もしくは流行を先取りするデザインを企画し、素材や製作の工程なども考えていきます。

それに合わせて型紙をつくるパタンナーなどのスタッフが動いていくのです。衣服を作り、ファッションデザイナーを成功させるために多くのスタッフが関わってきますから、そうした多くのスタッフとコミュニケーションを取ることができる能力が必要となります。

ファッションデザイナーは、感性だけでなく協調性も必要なのです。

専門的な知識と技術が必要

ファッションデザイナーは人の望むものを敏感に感じ取る感性も必要ですが、衣服に関する専門的な知識や技術も必要です。たとえば流行の歴史などもそうです。10年前に流行ったものがまた流行するといったように、流行は繰り返しやってきますから、その歴史を知っていることは大切です。

また、衣服をデザインするためには素材のことや、衣服を作り上げるまでの作業、衣服がどうやって作り上げられていくのかといったことについても知っていなくてはなりません。そのためファッションデザイナーは、服飾の専門の学校で学んでからなる人が多いのです。