ファッションデザイナーの生活

仕事が趣味

ものづくりの最前線で働くファッションデザイナーは、どのような毎日を過ごしているのでしょうか。

ファッションデザイナーという職業を選ぶ人は、もともと衣服が好きで、デザインに興味がある人ばかりです。

つまり、ファッションデザイナーとは趣味が仕事になったような職業なので、朝から晩まで衣服のことで頭をいっぱいにしながら働いている人が多いようです。

納期が迫っているときは休日出勤や残業が多く仕事が不規則になってしまうこともありますが、好きなことだから耐えられるという一面もあるのでしょう。

ファッションデザイナーは忙しく、体力的には過酷といえる仕事かもしれませんが、作り出した服をお客さまが喜んでもらえるといった大きなやりがいを感じることができる職業でもあります。

そうした職業だけにファッションデザイナーの生活が仕事一色になってしまうのは、仕方がないことなのかもしれません。

休むことも仕事のうち

ファッションデザイナーの人も休むことは当然あります。

好きなことをしているための忙しさだから耐えられるといっても、体力的な問題もありますから、休めるときには休むことも必要です。

しかし、休日だからといって、家でごろごろしているだけというのはファッションデザイナーにはなかなか許されないことです。

ファッションデザイナーは人の望むモノ、時代の流行を敏感に感じとるセンサーが必要です。

そしてそのセンサーからさまざまな情報を吸収してファッションデザインに反映させていくのですから、そのセンサーを常に働かせていろいろな経験をしたり見識を広めたりして、情報を集めていく必要があります。

そのためファッションデザイナーは休日といってもただ体を休めるために家で寝ているだけでなく、家で習作をするなどしている人が多くいます。

趣味が仕事になったファッションデザイナーらしいといえることです。

普段からアンテナを張り巡らせる

ファッションデザイナーに限りませんが、その道のプロの人たちが「映画やドラマを観ても内容を楽しめない」という話をしていることがあります。

映画やテレビドラマを見ても、内容よりも役者が着ている服をチェックしたり、セットなどをチェックしてしまうために内容を楽しめないというのです。

これは普段から仕事の視点でモノをみる癖がついているからこそのことで、ファッションデザイナーも普段から仕事の視点になっている人が多くいます。

とくに一流といわれるファッションデザイナーにはその傾向が強いようです。

そのように普段からのファッションデザイナーの視点でものを考えることがファッションデザイナーに必要なことなのでしょう。

自分磨きも大切に

ファッションデザイナーという職業は、常に人から見られることを意識しなければいけない職業です。

ファッションの専門家という立場ですから、デザイナー自身が流行遅れの服を着ていたりボロボロの靴を履いていたりダサい髪型をしていたりすると、それだけで業界の関係者や顧客から「この人はセンスがない」と思われてしまう可能性があるのです。

ですから、ファッションデザイナーは、自分を磨くことにも力を入れています。

美容院やネイルサロンに頻繁に通って髪型や爪の手入れをしたり、新しい服や靴を買うためにショッピングに行ったりすることで容姿を磨いているのです。

また、体型を維持するということも実は重要なことです。

一般的な既製品の衣服のサイズはS、M、L、LLまでしかありません。

これ以上にサイズが上がってしまうと着られる服が圧倒的に少なくなり、自分の好みのファッションに身を包むことができなくなります。

好きな服を着るために、毎日の生活の中で食事や運動に気を遣っている人もいるのです。