ファッションデザイナーは一生続けていける?

ファッション業界は競争が激しく、ファッションデザイナーは望めば誰もがなれるものではありません。ある程度のスキルを積んだ人でも不規則な仕事や納期のプレッシャーなどによってファッションデザイナーをあきらめてしまう人も多くいます。

そんなファッションデザイナーは、一生続けていける仕事という意味で考えたとき、実際のところはどうなのでしょうか。

まずは修行

ファッションデザイナーになるには専門的な知識や技術が必要なため、大抵の人が専門の大学や服飾の専門学校を卒業します。

卒業していきなり独立したり、フリーになることは難しいため、学校卒業後はアパレルメーカーなど企業務めのデザイナーになるか、ブランドに入ってそのブランドデザイナーになる道に進みます。

ファッションデザイナーは経験が重要なので、修行のような形で数年はプロのファッションデザイナーといわれるようになることを目指して仕事をしていきます。

30歳が境目

ファッションデザイナーは仕事が不規則なため体力的に厳しいだけでなく、納期に追われて精神的にも厳しいものがあります。そのためせっかく就職してスキルを積んでも途中で挫折する人も少なくありません。

また、企業デザイナーの場合、デザインをするだけでなく、営業などさまざまな仕事に係ることがあるため、気がついたらファッションには関わっているけれど、自分自身はファッションデザイナーではなく、営業や広告の担当者になっていたというケースも少なくありません。

企業デザイナーの場合、大体30歳前後で将来のことを考える人が多くいます。

40代、50代になっても…

ファッションデザイナーは、時代の流行に敏感でなくてはならないため、若い人が多くいますが、一流をいわれるファッションデザイナーは若い人ばかりではありません。むしろ一流といわれるファッションデザイナーは経験を積んだある程度の年齢の人の方が多いくらいです。

では企業で働くファッションデザイナーはどうかというと、最近は40代や50代でファッションデザイナーの仕事を続けている人が多くなりました。

これは40代や50代、60代以上のファッションの需要が大きくなったためです。日本も高年齢化の社会になり、40代や50代、60代以の人たちもファッションを楽しむ人が増えてきているのです。

こうした事情を考えると、消費者の高齢化にあわせてファッションデザイナーの仕事も多様化しており、一生続けることに対する有望性は以前より高くなっていると言えます。

また、第一線で活躍するだけでなく、経験を重ねていけば、若いデザイナーをとりまとめるポジションで仕事を続けていくことも可能です。