エステティシャンの独立開業のポイント

エステティシャンを目指す人の中には、将来的に自分の店舗を構えることを目標にしている人もいるでしょう。自分の知識や技術を武器に、思い通りの店舗づくりをしていくことは、想像するだけだけでもワクワクできるものです。

しかし、全国に数多くのエステサロンが乱立するいま、開業したからといって必ずうまくいくとは限りません。少しでも成功に近づくため、ここでは店舗開業の際に気をつけなくてはならないことを紹介していきます。

ターゲットを決める

現在、個人経営のエステサロンは増加傾向にある一方、廃業を余儀なくされている店舗も多数あります。そのような中、安定して経営を続けるためには、まずターゲットを決めることが大切です。

もし20歳代の女性に人気が出そうなサービスを、40〜50歳代が大勢住む土地で展開したらどうなるでしょうか?

当然、お店への客足は遠のきます。開業する土地の年齢層やニーズを研究してから開業に踏み出しましょう。

とくに個人店の場合、いかにその土地に根付くことができるか?ということが、成否を分ける非常に重要な要素となります。地元の人々に愛されるお店をつくるための努力は欠かせません。

技術+αが必要

エステサロンに所属しているときは指名客がたくさん付いており、「腕が良い」という評判があったとしても、いったんお店を離れたらその事実は誰も知り得ません。

開業後、お客さまが来てくれなければ自分の施術を受けていただくことすらできません。

自分の技術力や店舗の魅力を伝えること。つまり「集客」に力を入れることも、開業するうえでは施術と同じくらい重要なのです。

たとえばチラシを作ってポストに投かんしたり、地元誌に広告を掲載するなど、効果的な方法で宣伝していく必要があります。

「自分は技術があるから大丈夫だろう」と思っているだけでは、閑古鳥が鳴くような状況に陥ってしまうかもしれません。

困難にも負けない覚悟が必要

独立するということは、すべての責任を自分が負うということです。

万が一、お客さまとのトラブルがあったとき、エステサロンに勤めていれば上司や仲間がフォローしてくれるかもしれませんが、独立後は誰も助けてくれません。

また、経営が上手くいかなければ、毎日不安で胸が押しつぶされそうな状態になるかもしれません。

しかし、一度お店を開いてしまったら後戻りはできません。自分を信じて、何がいけないのかを見つめ、前向きにやり続けていくことが大切です。

特別な資格が必要ではないため、比較的開業しやすいといわれているエステティシャンですが、開業時に揃えるべき美容機材や備品などを含めれば、総額で1000万円程度の資金がかかることもあります。

勢いだけではなく、開業計画をきちんと立て、不安があるようであれば外部のコンサルタントなどにも相談しながら進めるとよいでしょう。

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