演出家の生活

数ヵ月休みなしからの大型連休、オンオフはっきりとした生活

企画や脚本の段階であれば、演劇も映画やドラマも、打ち合わせに参加したり脚本のチェックをしたりと、それなりに仕事はあるものの、そこまで仕事に追われることはありません。

しかし、ひとたび公演のリハーサルや、撮影に入ると朝から晩までスタジオやロケ地にカンヅメ状態となります。

その期間は短くて一ヵ月から、長いと一年近くかかることも。

舞台公演の場合は、完成後全国の劇場を回ったりすることもあり、当然演出家も付いて回ることとなります。その間はホテル泊り、自宅に帰ることもままならなくなります。

映画の場合は、完成して公開となれば製作中よりは落ち着きますが、やはり初日の舞台挨拶や宣伝活動のため飛び回ることになります。

連続ドラマになると、撮影と放送が重なることも多く、最終回直前まではやはりまともに家に帰れない日が続きます。

公演終了、公開終了、放送終了となって、やっと一息。数日〜数週間の大型連休で体を休めてリフレッシュをはかる、そんな人が多いようです。

撮影、リハーサル、打ち合わせ、夜は遅めが多い?

演出家はフリーはもちろん、制作会社に勤務している場合も決まった時間に出社というケースは少ないです。

打ち合わせやリハーサルやロケ、撮影などが入っている日はその時間に現場に直行します。

朝早い日もあれば、お昼前くらいから活動という日も多々あります。

夜は公演中や撮影中であれば終電ぎりぎり、もしくはタクシーや車で直帰ということも。

仕事が立て込んでいない日は早めに帰宅することが可能ですが、すべてを取り仕切ることの多い演出家です。

当然関わる人との付き合いも多く、夜は打ち合わせを兼ねた会食や接待なども多くなります。全体をとおして、夜は比較的遅めの帰宅になる日が多いでしょう。

このように仕事時間は不規則ですが、慣れてしまうと「今日からはしばらくは仕事一筋!」と仕事モードのスイッチも入れやすく、落ち着いている時期には自由な時間もとりやすいのが魅力です。