営業の資格、スキル

営業の資格の種類

営業という職種は、仕事をするうえで何か特別な資格が必要とされるわけではありません。

ただし、営業職としての知識やスキルを示すものとして、あるいは身につけた実力を試す場として、いくつかの関連する資格が存在します。

ここでは、その資格の概要を紹介します。

営業士

日本営業士会(一般社団法人 日本販路コーディネーター協会内)が提供する検定試験です。

「初級」「中級」「マスター」の3つのレベルに分かれており、初級は基本的な営業業務のスキルを身につけていること、中級は営業管理業務や営業指導を含むレベルに達していることを示します。

最上位のマスターになると、営業だけでなくマネジメントやマーケティングに関する高度な専門知識があることも示します。

セールススキル検定

「特定非営利活動法人 セールスコーチング協会」が提供する検定試験です。

「3級」「2級」「1級」の3つのレベルに分かれており、それぞれの概要は以下の通りです。

<3級>
セールスを遂行するために必要な基礎的な知識を有すると認められるレベル

<2級>
セールスタイプにおいて「全体の8割を売り上げる2割の人材」に該当する実力を有するレベル

<1級>
セールスコンピテンシーを総合的に兼ね備えていること、経験と実績があること、知識とスキルを兼ね備えてことが認められるレベル

このうち、2級と1級の受験には所定の実務経験も必要とされます。

業界や企業によって必要とされる資格も

このほか、たとえば不動産系の企業で働く場合には「宅地宅地建物取引主任者」の国家資格が必要とされたり、保険会社では「ファイナンシャルプランナー」の取得を推奨されたり、海外営業をする場合には「TOEIC」のスコアが求められたりすることがあります。

また、このような資格を取得することで資格手当を支給する企業もあります。

資格で優遇されることはあまり多くない

冒頭で挙げた営業関連の資格は、営業についての基本がわかっていることを示す材料にはなりますが、実際の採用活動の場においては、「資格重視」で採用されることはあまり多くないのが実情です。

営業は、何よりも熱意やチャレンジ精神が重視されることが多く、実際これらの資格を一切持っていなくても、トップセールスマンとしてバリバリ活躍している人はたくさんいます。

資格があるから就職や転職で絶対に有利になる、仕事ができるようになる、というわけではないといえるでしょう。