有名な映画監督

世界中で最も有名な日本人映画監督・・・黒澤明

『世界のクロサワ』というフレーズを聞くと、ピンと来る方も多いでしょう。

日本のみならず、世界を代表する映画監督である黒澤明監督です。1998年に亡くなられています。

黒澤明監督はまだ売れない映画監督時代に、すでに映画界ではその名を知られていた山本嘉次郎に目を付けられました。

そして第二次大戦中に『姿三四郎』でデビューを飾り、数々の大ヒット作を世に送り出したのです。

その1つが、世界的な代表作となった『七人の侍』です。この作品は後世まで受け継がれる素晴らしい作品となっています。

黒澤明監督はハリウッドからもオファーが来るほどの実力を持ち、世界で最も有名な日本人の一人として認められている人物です。

監督としての眼力は大変優れており、俳優の三船敏郎さんの才能をいち早く見抜き、有名俳優としての花道を作り上げたことは間違いありません。

アニメの巨匠・・・宮崎駿監督

1985年に徳間書店からの出資により、スタジオジブリを創立した宮崎駿監督。

実は「天空の城ラピュタ」・「となりのトトロ」などの今となっては有名作品も興行収入はあまり奮わず、1989年の「魔女の宅急便」で興行成績1位を獲得しました。

日本のみならず、世界からも大きな支持を得ている宮崎駿監督は、アニメ界では巨匠と呼ばれる存在です。

2013年に「風立ちぬ」という作品を最後に、長編映画作品からは引退しましたが、今もなおアニメ界に与える影響は計り知れません。

若者にも絶大なる人気・・・堤幸彦監督

堤幸彦監督は、映画監督を志す若者の多くが憧れを抱く、人気度の高い人物です。もちろん、現在も第一線で活躍し続けています。

1980年代後半から作品を発表し、初期は池袋ウェストゲートパークやトリックなど人気ドラマの監督としてその名が知られていました。

堤監督ならではの独特な世界観は映画にも活かされ、トリック劇場版・サイレン・明日への記憶などさまざまなジャンルで、多くのヒット作品を生み出しています。

若者に人気の堤監督の勢いは業界内でも、一目置かれる存在です。

巨額な予算をかけた大規模な作品であっても心よく引き受けてくれる堤監督は、現在の映画界においてとても貴重な存在だからです。

究極の才能の持ち主・・・北野武

日本を代表するお笑い芸人であり、タレント、コメンテーター、映画監督など幅広く活躍しています。

とくに、海外では映画監督としての知名度が非常に高くなっています。

『HANA-BI』という作品で、1997年に開催された第54回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を獲得したことをきっかけに、世界中から賞賛の目を向けられたことが記憶に残っていることでしょう。

それ以後も、2002年『Dolls』でダマスカス国際映画祭 最優秀作品賞を受賞、2003年『座頭市』で第60回ヴェネツィア国際映画祭 銀獅子賞を受賞するなど、輝かしい功績を残しています。

北野監督ならではの独自の映画論も話題を呼んでいて、映画監督を志す若者からは憧れの存在となっています。

以上、才能が花開き始めている若手の映画監督の作品はもちろん、映画界の大御所と呼ばれる有名監督の作品に注目するのは、とても大切なことです。

さまざまな監督の独特の世界観や、作品作りに向ける意欲を参考にして、知識や教養を養うことはきっと映画監督を志す上で大きな影響をもたらすことでしょう。