映画配給会社社員に必要な資格、スキル

特別な資格は求められない

映画配給会社で働くうえで、何か特別な資格が必要とされることは普通ありません。

「映画検定」といった民間の資格もありますが、このような資格はあくまでも映画ファンとしてのさまざまな知識を問うものとなっており、映画業界で働くにあたって、大きくプラスになることはほとんどないと考えておいたほうがよいでしょう。

もちろん映画への情熱や想いがあることは重要ですし、映画についての知識があるに越したことはありません。

ただし、映画配給会社ではいち視聴者として映画を楽しむのではなく、「どのようにすれば映画を世の中に広めていけるか」といった企画力や交渉力などが必要になります。

映画を扱うといってもさほど特別なことはなく、一般的な企業に就職するのと同じように、ビジネスパーソンとしてのさまざまなスキルが求められるといえます。

ただし、入社時点でスキルが求められることはさほど多くなく、熱意さえあれば受け入れられやすい風土があるといえるでしょう。

未経験のアルバイトや派遣社員として入社し、経験を積んで努力が認められれば正社員になるといった人も少なくありません。

語学力は強みになることも

洋画を扱う配給会社であれば、英語をはじめとする語学力は、一つの強みとしておおいに生かすこともできるでしょう。

そこでは海外の映画会社と契約を結ぶことになるため、ビジネスを進めるうえで、英文の契約書の読み書きやメールなどのやりとりが日常的に発生してきます。

また、作品の良し悪しや、内容をきちんと理解するうえでも語学のスキルがあると何かと役に立つはずです。

こうしたことから、映画配給会社のなかには語学堪能な人を優遇して採用しているところもあります。

映画業界は非常に狭き門となっているため、とにかく配給会社に入り込みたいという場合には、少しでも語学力を高めておくとチャンスが広がるかもしれません。