映画配給会社社員として働くには(大学・学歴・学部など)

映画業界での就職は狭き門

映画配給の仕事をするには、大きく分けると大手映画会社の配給部門に配属されるか、独立系映画配給会社に就職する方法の2通りが考えられます。

前者の場合、東宝・東映・松竹といった大手映画会社が挙げられ、これらの企業では基本的に製作と配給の両方を行っており、東宝のように興行まで行っている企業もあります。

このほか、アスミック・エースやギャガといった配給会社もありますが、これらの会社で新卒を採用している会社はほとんどありません。

大手の一部では定期的な採用も行っているものの、それでも採用人数はごくわずかとなっています。

映画業界に就職したいという学生はたくさんおり、早くからマスコミの就職試験対策に力を入れている人も多いようです。相当狭き門であることは事実です。

有利になる学部や学科、スキルは?

映画配給会社に就職するうえで、特別有利になる学部や学科はないようです。

人文系など文系学部出身の人が多いようですが、新卒では特別なスキルが求められることはほとんどなく、理系でも就職することは可能です。

英語力はあるに越したことはないといわれますが、それだけで就職が決まるわけではありません。あくまでもアピール材料の一つくらいに考えておいたほうがよいでしょう。

ただし、洋画配給を行う場合には英語力は業務上必須になってきます。

先に述べた通り、映画配給会社への就職は厳しいものとなりがちですが、なかにはアルバイトを募集している企業もあります。

まずはアルバイトとして業界に入り込み、そこから経験を積んで社員へとステップアップしている人もいるようです。

宣伝の仕事は別会社が行うことも

気を付けておきたいのは、現代の映画業界では分業化が進んでおり、広く捉えた配給の仕事のなかでも「宣伝」については、別会社が専門的に行うケースが増えているということです。

したがって、映画配給会社でどのような仕事がしたいのかは事前にしっかりと考えておいたほうがよいでしょう。