アメリカの映画配給会社にはどんなところがある? 就職はできる?

アメリカの6大スタジオとは

映画配給会社というと、海外の会社を思い浮かべる人も多いのでないでしょうか。

日本にも有名な映画配給会社は存在しますが、やはり「ハリウッド映画」の本場はアメリカです。

アメリカには非常に規模の大きな会社がいくつもあります。

なかでも特に有名な以下の6社をあわせて「6大スタジオ」といわれています。

<ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント>
代表作:『ゴースト・バスターズシリーズ』『スパイダーマンシリーズ』

<ウォルト・ディズニー・カンパニー>
代表作:『トイ・ストーリー シリーズ』『ファインディング・ニモ』『ライオン・キング』『アナと雪の女王』

<ワーナー・ブラザーズ>
代表作:『ハリー・ポッターシリーズ』『マトリックスシリーズ』

<ユニバーサル・ピクチャーズ>
代表作:『ジュラシック・パークシリーズ』『ワイルドスピードシリーズ』『バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズ』

<20世紀フォックス>
代表作:『24 -TWENTY FOUR-』『ダークエンジェル』『Xファイル』

<パラマウント・ピクチャーズ>
代表作:『ミッション:インポッシブルシリーズ』『ゴッドファーザーシリーズ』

洋画をよく見る人であれば、おそらく一度はどこかで名前を目にしたことがある配給会社ばかりでしょう。

実際、ハリウッド映画のほとんどは、この6大スタジオのいずれかから配給されているといっても過言ではありません。

各社の売上シェアはその年によって変わってきますが、アメリカを代表する大手企業であることは間違いありません。

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映画配給会社社員への転職状況は?

ハリウッド映画は、多くの映画ファンにとっての憧れです。

アメリカの映画配給会社で働きたいと夢見る人がいても不思議ではありません。

「アメリカで大手の映画配給会社に就職したい」と願う人にとって、まさに先述の6大スタジオは憧れの舞台といわれています。

もちろん、アメリカには、この6社以外にも映画配給会社がいくつも存在しています。

選択肢が多いので、就職を目指すのであれば、自分の好きな映画やポリシーを大切にして企業を選ぶとよいでしょう。

入社するためには、さまざまなルートが考えられます。

たとえば、高校卒業後や大学卒業後に留学して映画系の学校で専門知識を身につけて、そのまま就職を目指すという道。

あるいは、語学学校に通いながらインターンとして映画配給会社で仕事をして、そこから社員を目指すという道もあります。

アメリカで働くために必要なスキル

いずれにしても、アメリカの映画配給会社で働きたいのであれば、コミュニケーション能力は必須です。

もともとアメリカ人は、日本人に比べて、個人がハッキリと主義主張をする傾向があります。

ディベートやディスカッション、プレゼンテーションの機会も多いので、自分の意見を相手に伝える技術を磨きましょう。

もちろん、そのためには高い語学力も必須です。

学生であれば身振りや手振りのジェスチャーで伝えてコミュニケーションを取ればよいですが、ビジネスマンには豊富な語彙が求められます。

交渉事も多いので、自分の主張を通すためには高度な駆け引きもできなければいけません。

アメリカの映画配給会社へ勤めることは、文化の違いや言葉の壁などもあり、日本で働く以上に厳しいことは間違いありません。

夢を叶えるために人一倍の努力をする覚悟が求められます。