絵本作家が大切にすべき3つのこと

絵本作家にこれからなりたいと考えている方は、もしプロの道に入ったら仕事上大切にしなければならないこともあります。

それは絵本作家の原点であり、そして、一人の社会人として肝に銘じておかなければならないことでもあります。
1.常に読者の視点に立つ
2.出版社との関係を大事にする
3.納期は必ず守る

1.常に読者の視点に立つ

これはいい作品を書くにあたっては必要不可欠な要素です。

独りで書いていると、どうしても独りよがりな文章や、自分だけが自信のある絵などを描いてしまいがちです。

作家を生かすも殺すもそれは読者次第であるということは常に認識しておく必要があります。

そして読者とは子どもであり、親でもあります。この二つの世代層を納得させ、支持を得る文章と絵を書くということは非常に難しいことです。

どちらか一方が無関心でも本は売れません。そのことをよく考えながら執筆にあたるように心がけてください。

2.出版社との関係を大事にする

文章を書くのは作家の仕事ですし、絵を書くのも作家の仕事です。

しかし、その作品を本にして、全国の書店に並べるようにするのは出版社の仕事です。この関係は頭に入れておかなければなりません。

どんなにいい作品ができたとしても、出版社側が「これでは出版できない」と言えば、それはただの自己満足の作品に留まってしまいます。

プロの絵本作家になったからには、ただただ自由に書きたい作品を書けばいいわけではありません。売れる作品を書かなければならないのです。

これは出版社と担当の裁量によるところが多いのですが、新人の時代は、自分が書いた箇所よりも、修正箇所の方が多いということもしばしばあります。

しかし、そこで匙を投げてはプロとしては失格です。出版社を納得させる作品を書いてはじめてプロと呼ばれるのです。

3.納期は必ず守る

納期を守ることは作家においての社会的なルールでもあります。

作家はフリーランスとして働くのが一般的であり、企業の社員でもなければ契約社員でもありません。

一つのミスが大きな信頼の欠落に陥ることもしばしばあります。

そこで一番大切にしなければならないのが納期、締め切りです。

決められた期間内に書くのもプロの仕事ですし、遅れないようにスケジュール調整するのもまたプロとして当然の仕事です。

自分もオフィス街で歩いているスーツを着た社会人と何も変わらない一人の社会人であるということを覚えておきましょう。