絵本作家の給料・年収

兼業で働く人が多い

絵本作家は絵本として出版されなければ収入が入らないので、生計を立てるのは容易ではありません。

安定した給料を得ることが難しいため、多くの絵本作家は兼業をしています。

絵本作家の収入源

絵本作家の収入は主に原稿料と印税となります。

たとえば雑誌の見開きや巻末の挿絵などのような単発の案件は原稿料となります。

原稿料の幅は作家のキャリアと原稿の大きさ、文章の量によって決まるので一概には言えませんが、おおよそ4千円から5万円の幅となります。

絵本作家の中でも文章と絵の両方を手がけている作家は絵だけの依頼や文章だけの依頼もきますので、オールラウンドに引き受けることができるというメリットがあります。

また、印税面に関しても、絵と文章両方が入ってきますので、片方だけ書くよりかは儲かる仕事となります。

たとえるならば、音楽家で作詞と作曲を両方手がけているような歌手を想像していただけるとわかりやすいかもしれません。

印税はどれくらい?

印税は小説などの文学作品と同じく単価の10パーセントが基本となります。

しかし、これは出版社によって若干異なり、7パーセントの印税の出版社もあれば、12パーセントの出版社も存在します。

絵本は小説のように何十万部、何百万部といくことが少なく、発行部数も少なめです。

たとえば定価1000円の印税10%であれば、一部あたりの収入は100円ですが、絵本は数千部売れればいい方ですので、仮に5000部売れても50万円にしかなりません。

売れない時代は年間に数冊手がけても二百万円行けばいいほうで、重版されたらラッキーのような感覚です。

ヒットすればロングセラーに

小説と異なるのは、絵本の場合は売れた場合、ロングセラーとなることが多い点です。

それは、一度売れると小学校の夏休みの課題図書や推薦図書に選ばれ、全国の小学生を持つ家庭、及び学校が買うからです。

また図書館にも置きますし、ほとんどの全国の書店もブースに並べます。

そこまでいくには長い年月はかかりますが、100万部といったベストセラーをとばすことも可能なのです。

売れてくると小説同様に作家の名前にブランド価値が付きます。そして名前と作品が売れれば世界のコンクールにも出品され、世界的に売れることも夢ではありません。

このように、絵本作家は売れるまでが非常に大変ですが、しかし、ある程度のキャリアが付けば、安定した収入を得ることが可能です。