有名な絵本作家

世界的に有名な作家が多い

絵本作家の特徴は、国境や人種なく世界に名をとどろかせている作家が多いことです。

他の国へ出版される場合は、たとえば小説の場合は文章を現地語に翻訳して出版されます。

翻訳では実際の作者の個性ある文章が引き継がれない場合もあり、細かなニュアンスや伝えるテーマが国によってはまったく理解されない、あるいは受け入れてもらえないこともしばしばあります。

しかし、絵本の場合は違います。

絵本の文章は子ども向けの単純な文章となるため、こみ入った翻訳もなく、また大半を占める絵というのは万国共通です。

ですから、国内を見ても文章は日本人、絵描きは外国人という作品も多く、世界中の子どもが愛する作品を国関係なく作ることができるのが大きな特徴です。

これまでの絵本の歴史を見てみると、誰もが知っている絵本作家が多数いますし、また、そのなかには現在も活躍している作家もいます。

代表的な絵本作家

ここで代表的な絵本作家を挙げてみます。

作者名は知らなくても、絵本の作品名ならわかるという人もいるのではないでしょうか。

モーリス・センダック

代表作:かいじゅうたちのいるところ
※映画化されています。

トーベ・ヤンソン

代表作:ムーミン
※テレビアニメ、映画化されています。

サンテクジュペリ

代表作:星の王子さま
※世界的ロングセラー作品。箱根にはミュージアムも建設されています。

ビアトリクス・ポター

代表作:ピーターラビットのおはなし

島田ゆか

代表作:バムとケロシリーズ

佐々木マキ

代表作:こどものとも
※村上春樹の小説のイラストも書き、また『羊男のクリスマス』など合作で絵本も出版しています。

谷川俊太郎

代表作:ことばあそびうた
※日本を代表する絵本業界を牽引する存在です。

時代を越えた名作を

絵本は、日本でも伝説や神話を子どもにわかりやすく読み聞かせて伝えるため、平安時代頃にはすでに存在していたとされています。

そして、発売から数十年経ったいまでも多くの子どもが楽しんで読めるもの、それが絵本の魅力でもあります。

また、大人でも、その愛らしい絵のタッチや独特の文章表現などに魅了されているファンがいつの時代にも一定数存在します。

これから絵本作家になりたいという方は、上記のような人気の絵本作家を手本にして、子どもから大人まで楽しめる作品を志してみましょう。

有名な絵本作家になるには

絵本作家を目指している人は、誰もが「有名になりたい」と考えているかもしれません。

しかし、有名になるのは非常に厳しい道のりで、いくら努力しても全員が有名になれるわけではないというのが現実です。

この世界で名を知られるようになるには、とにかく作品をつくり、多くの人に評価されることを目指す必要があります。

コンテストへの入賞などを経て絵本を出版し、それが書店や図書館に置かれるようになれば、少しずつ人の目に触れる機会が増えるでしょう。

そうした地道な努力を重ねて、絵本作家としての知名度は上がっていきます。