女性の絵本作家のキャリアパス・結婚後の生活

女性の絵本作家には、主婦をしながら活躍している人も多くいます。

母親として子どもと触れ合い、子どもの目線に立てる経験は、絵本作家には非常に重要な強みになるのです。

この記事では、結婚・妊娠・出産・育児などのライフスタイルの変化に、どのように対応していくのか解説します。

女性絵本作家の現状

絵本作家は、男性も女性も「同様に活躍できる仕事」です。

実力がものをいう世界であるため、女性であることは有利・不利に関わることはありません。

女性絵本作家には兼業作家が多く、なかには会社員や主婦などをしながら絵本作家として活動しています。

また、子育てをしながらその経験を生かして絵本作りをしている人など、多くの女性が活躍しています。

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女性の絵本作家の強み

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  • 母親としての経験を生かせる
  • 子どもの目線・大人の目線の両方から執筆できる

女性は結婚・出産を経験し、自分の子どもに絵本の読み聞かせをするようになると、必然的にたくさんの絵本を手に取ります。

絵本を選ぶ目が肥え「こんな内容の絵本がほしい」「自分の子どもに合った本をつくりたい!」という思いが生まれ、絵本を描くきっかけにつながった人もいます。

自分にとって身近な存在である子どもの目線に立つことができ、なおかつ大人の立場からも教えるべきこと、知ってほしいことを持っている母親の経験は、絵本作家にとって強みのひとつです。

アートとしての絵本

子どもに感性を身につけるさせるにはアートに触れる経験が1番です。

美術館で絵画鑑賞となると、ハードルが高くなりますがアート性の高い絵本に触れさせるのは簡単です。

近年、親世代から児童文学としての絵本の領域を越え、アートとしての絵本が認められてきています。

その傾向から、美術の専門学校やスクールでは絵本作家を目指す女性も増えました。

海外の絵本は以前からアート性の高さで人気がありましたが、最近では日本の絵本が海外で注目を集めることも増え、近年では酒井駒子さんの絵本は世界中で翻訳され数多くの賞に輝きました。

こうしたアート性の高い絵本はとくに女性に人気が高く、「こんな絵本を自分でも手掛けたい!」と絵本作家を志望する女性が増えているようです。

アート性の高い絵本の例:『あおくんときいろちゃん』、『はらぺこあおむし』など

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絵本作家は子育てしながら働ける?

絵本作家は企業に所属して働くのではなく、フリーランスとして働くのが一般的です。

そのため、案件に応じて自分で仕事時間の配分ができ、休日なども自由に設定できます。

その点では、結婚・妊娠・出産・育児といった女性のライフスタイルの変化にも柔軟に対応しやすいといえるでしょう。

昼間は育児をし、子どもが寝付いてから仕事をするといった働き方をしている人もいるようです。

また母親としての経験は絵本作りに直結するため、子どもを育てながら絵本を作っている女性絵本作家は多くいますし、出産や子育てを経て絵本作家としてデビューした女性絵本作家もいます。

「女性の絵本作家のキャリアパス・結婚後の生活」のまとめ

絵本作家は、女性だからといって結婚・妊娠・出産・子育てでハンディを感じる職業ではありません。

主婦や母親として家族や子どもに触れ合った経験は、絵本作りにそのまま生かせます。

なかには主婦から絵本作家へと転身するケースもあることから、女性にとってメリットが多い職業のひとつです。