絵本作家の1日のスケジュール・生活スタイル

絵本作家は、フリーランスで働く人が多く、「基本的には1人で作業するため」自分で仕事時間を決めて働いています。

仕事場も企業に所属していないため、決まったものはなく、自宅や自分で仕事場を構えています。

この記事では、絵本作家の1日を通して、絵本作家が普段どのような働き方をしているのか解説します。

絵本作家の生活スタイル

スケジュールの決め方
  • 文章と絵の両方を書く作家の場合:基本的に1人なので、私生活を含めたスケジュールは自分で決める
  • 文章のみ・絵のみを手掛ける作家の場合:もう1人の作家とのやりとりを、随時行いながらスケジュール調整をする。

絵本作家の多くは「フリーランス」のため、生活と仕事のバランスは自分で決められます。

ただし、締め切り前になると徹夜や休日作業を行うこともあり、常に一定ではありません。

また、絵本の場合は、絵を描く作家が外国人の場合も多々あり、その場合は出版社の担当を通してスケジュールを決めていきます。

作業場も指定がないので、自宅では仕事がはかどらないという場合、「公園」や「喫茶店」など環境を変えてイマジネーションを膨らませる絵本作家も多くいます。

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自宅で働く絵本作家の1日

9:00 起床
10:00 業務開始
メールチェックをし、急ぎの仕事や修正依頼はないことを確認します。

大まかに書き上げた文章を元にどんな絵を描こうかイメージを浮か、キャンバスにラフ画を描いていきます。

12:00 休憩
昼食・メールチェック
13:00 担当者との打ち合わせ
雑誌の編集担当者が自宅を訪問し、雑誌の扉絵の仕事が無事に終わったことを確認。

自分が扉絵を書いた雑誌の見本をチェックします。

次号も挿絵を担当してほしいとのことで、カット数やおおまかなテーマを打ち合わせます。

14:00 業務再開
ラフ画一枚の作成が終わった段階で出版社の担当宛に電話をし、ラフ画をFAXで送って確認してほしい旨を伝えます。

残りの画を描きつつ、画と文章を双方見比べてマッチする文章を考えていきます。

17:00 業務終了

絵本作家の仕事内容

絵本作家の場合、ほとんどがフリーランスのため自宅や自分で構えた仕事場で作業を行います。

事前に、出版社の編集者と打ち合わせした内容をもとに、

・テーマ
・イラストのテイスト
・構成
・ストーリー
・キャラクターのセリフ

などを考えていきます。

作家によっては、

・文章も手書きにする
・イラストをPCで制作する
・イラストと文章の編集までを自分で行う

など、さまざまな制作方法があり、仕事の仕方は人によって大きく異なります。

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絵本作家の収入の現状

作家が手にする印税の率は、マンガや小説などと同じ5%から15%ほどです。

しかし、絵本は出版業界では発行部数が少ない書籍であるため、売れる絶対数が少なく、その分収入もあがりません。

メディアで話題となり一時的に爆発的に売れた作品よりも、絵本でベストセラーと呼ばれるのは、何十年もずっと愛され続けるような定番の作品です。

何度も増刷をされ何十年も読み続けられたり、アニメなどメディアミックス化をする程の人気がない限り、絵本の収入のみで食べていくことは難しいのです。

「絵本作家の1日のスケジュール・生活スタイル」のまとめ

絵本作家の日常は自分で時間を決められるものの、ハードなスケジュールをこなしています。

また、生活からアイデアをもらうこともある職業なので、ほとんどの時間を絵本に費やしているといえます。

自分の好きなことが出来ることは、続けていくなによりの活力になり、やりがいを感じていることでしょう。