絵本作家に必要なこと、勉強すること

絵本作家に必要な適性とは

絵本作家になるためには、資格も学歴も必要ありません。

美術やデザインの学校で学ぶ人もいますが、オリジナリティのある魅力的なイラストが書ければその必要もありません。

絵本作家に必要な適性は大きく分けると、「イラストのセンス」、「文章のセンス」、そして「仕事を得るセンス」の3つだといえるでしょう。

イラストのセンス

ただ単にイラストを描くのが上手いというだけではなく、絵本という媒体で表現し伝えるためのセンスが非常に重要です。

イラストの技術や上手さという点では、独学や学校で学ぶことができるでしょう。

しかし表現し伝えるセンスは、先天的に持っている、そして後天的に培ってきた感覚的なものです。

日頃から美術や芸術に触れたり、優れた絵本作品を研究するなど、感性を磨く努力が必要になります。

また、現代ではPCを使って作業することも多いため、イラストレーターやフォトショップなどのアプリケーションを使いこなすスキルも役立ちます。

文章のセンス

絵本作家には、ストーリーを構成したり、伝えたい内容を短く効果的な文章で表現する力も必要です。

単純に正しい文章を書くだけなら学校でも学べますが、それだけでは不十分。

大人から子どもまで理解できるような言葉で、他のどの本にも描かれていないような独自のストーリーを表現しなければなりません。

これまで経験してきたこと、これから経験することのすべてが、表現する力を育てることにつながります。

頭の中にたくさんの引き出しをつくり、想像力や感性を磨くことも大切です。

仕事を得るセンス

絵本作家として活躍する人たちがデビューをつかんだきっかけは、出版社に自分の作品を売り込んだり、コンクールに応募して賞を勝ち取ったことです。

中には自費出版で絵本を制作し、それを名刺代わりに配るというアピール方法をとった人もいます。

デビュー後に継続的に仕事を獲得していくためにも、仕事を得るセンスは非常に重要だといえそうです。

その反響が良くて、あらたに出版社から依頼を受ける事になった人などもいるようです。

この時に必要なのが、行動力や自分を売り込むプレゼンテーション力。

いくらすばらしい作品を作っても、それが世に出て多くの人に読まれなければ仕事にはなりません。プロとしてデビューするきっかけをつかむには、こうした適性も必要なのです。