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仕事体験談

「組み立てて構成する」ことに重きをおいた職業

回答者 : ななこさん(女性/32歳)

職業名 : DTPオペレーター現在の状態 : 経験者経験年数 : 10年

仕事内容
DTPオペは、元々ある素材を使って、決められた枠内(ポスターや商品のパッケージなどの版下)でデザインを完成させるお仕事です。

元々デザイン学校に通っていたので、この業界に入ると決めていました。

就職したのは社員20名ほどの小さなデザイン事務所でしたが、最初は下っ端だったものの、10年勤めたことで最終的にはチーフをやっていました。
仕事のやりがい
DTPは、元々ある素材(絶対に入れないといけないロゴやキャラクター等)はもちろんなのですが、ときには臨機応変にもう少し華を出したい場合などは、新たに素材を作り、デザインを完成させることもたくさんあります。

自分のデザインセンスが磨かれ、それが商品になって店頭に並ぶのを見ると感無量です。
覚悟しておいた方がいいこと
デザインには、正解がない、ということです。

例えば自分の中の知識や経験でベストを尽くしたとしても、上司がOKと言わなければ通りません。

また、上司がOKを出したものでもクライアントがNGを出せば振り出しに戻ります。

効果的な色や比率を守った、人間にとって心地の良い理論的なデザインが本来は美しいのですが、その枠を飛び越えたニーズが存在し、結局そこにポイントを絞らないと、この仕事の終わりは見えません。
給料・待遇
この仕事の強みは、専門職だということです。

一般の方が取り扱えないIllustratorやPhotoshop等のソフトを使いこなすのが基本なので、給料に関してはとてもいい待遇だと思います。

スタート時(22歳)の月収は基本的に25万ほどで、年齢を重ねて30代になったころには手取りで30万程になりました。
この職業の恋愛・結婚事情
私は、仕事とはまったく関係のない別の職業の方と結婚し、結婚後も問題なく無理なく働けました。

少人数でアットホームな会社だったからかもしれません。

私の元職場の場合で言うと、全員同性だったためまず職場内恋愛はありえませんでした。

また、何故か皆さん未婚です…!

DTPに来る方の中には少しオタクな方も多いので、リアルな恋愛には控えめなのかもしれません。
この職業を目指す人へのメッセージ
DTPオペレーターは、グラフィックデザイナーなどと違い、【組み立てて構成する】ことに重きをおいた職業になります。

一見して、自分でデザインをしないことは物足りないと感じることもあるかも知れませんが、確実に世の中に出回る「版下」という最終段階を触る重要なポジション…これが実は、DTPオペレーターなのです。

自分の構成次第(文字の大きさなど)で売れる売れないも関わって来ますので、とってもやりがいのある仕事ですよ!

構成力に自信のある方にはオススメです。

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