女性のDTPオペレーター

女性DTPオペレーターの長所と苦労

グラフィックデザイナーやコピーライターなどの職種では男性の方が多いクリエイティブ業界において、DTPオペレーターは比較的女性の割合が多い職種です。

グラフィックデザイナーが作ったデザイン案をもとに、データ上でレイアウトを組んでいくDTPオペレーター。

ミリ単位の繊細なレイアウト変更、誤字・脱字のチェックなどの集中力と忍耐力が必要な作業を長時間、黙々と行う職務内容は、男性よりも女性の方が適しているといえるでしょう。

しかし、常に締め切りに追われ、正社員の場合は深夜まで残業をすることも多いので、体力や体調管理の面ではどうしても不安がつきまといます。

せっかく入社しても辞めていく女性が後を絶たないことからも、その厳しさが伺えます。

結婚後は派遣社員として働くのがおすすめ

DTPオペレーターが働く広告代理店、印刷会社、デザイン事務所などでは、正社員の場合は産休制度が設けられている会社が多いですが、実際にはクリエイティブ職で産休制度を利用する人は少ないのが現状です。

残業が多く、何時に帰れるかがわからないような職場は、子どもを持つ女性が働くにはいい環境とはいえません。

そのため、正社員のDTPオペレーターの多くは、結婚や妊娠を機に退職を余儀なくされています。

一方、派遣社員の場合は、残業を強いられることはなく、都合が合えば協力する程度の対応で充分。もちろん残業代もしっかり付きます。

結婚後や子育て中でも、夫の協力があれば充分仕事が続けられる環境だといえるでしょう。

また、一般事務の派遣社員の場合は20〜30代が中心であるのに対し、経験が物をいうクリエイティブ職では、子育てが一段落した40代以上の女性が活躍している例もたくさんあります。

独身の間は正社員として、技術とセンスを磨きながらバリバリ働く、結婚後は派遣社員として、スキルを生かしながらも定時で働く、というのが女性DTPオペレーターの賢い選択だといえそうです。