動物飼育員の喜び

動物との触れ合いの中で得られるもの

動物飼育員としての喜びはたくさんあります。

まず、何といっても大好きな動物たちと毎日過ごせること。

つらいとき、落ち込んだときでも、飼っているペットのかわいい表情やしぐさを見ているうちに元気になれた。そんな経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。

動物は、私たちを笑顔にしてくれるパワーを持っています。

動物飼育員のよいところは、ペットとして馴染みのある犬や猫、小動物だけでなく、野生でしか目にできないような動物や、個人ではとても飼育できない大型動物とも身近に触れ合えることです。

たとえば、ゾウがどのような1日を過ごしているか、皆さんは知っていますか?

テレビなどでは目にしたことがあっても、実際の習性などはわからない人が大半でしょう。

それに、動物は同じ種類であっても個体ごとに性格が異なります。1体1体と向き合って接し方を考えていくのは難しい反面、おもしろいものです。

最初は失敗もあるかもしれませんが、いつか「動物と心が通じえ合えた!」と思える瞬間がやってきます。

動物のことがわかり、接し方も上手になると、街にいる野良犬や野良猫の気持ちもわかるようになるかもしれません。

動物飼育員の仕事は、新しい発見の連続です。すでに動物好きな人なら、もっと動物を好きになれることでしょう。

命の大切さを教えてくれる

動物に深く関わる仕事をするうえで避けられないのは、動物の死です。これは、何度経験しても決して慣れるものではありません。

それでも、飼育員という仕事を選んだ以上、逃げてはいられません。悲しい涙を流すことがある反面、新しい命の誕生に、心からの感動の涙を流すこともできます。

こういった数々の経験を通して、飼育員も人間として大きくなっていけます。

「一度しかない人生を大切に送ろう」「限りある命を大切にしよう」そんなメッセージを、動物たちが伝えてくれるのではないかと感じるときもあります。

動物飼育員は体力も必要ですし、根気や粘り強さも求められるため、決して楽な仕事ではありません。

それでも、動物に愛情を持って接していれば、いつかきっと、自分にたくさんの宝物が返ってくるでしょう。