ドッグトレーナーとして独立・開業するには?

フリーランスのドッグトレーナーの働き方・仕事内容

ドッグトレーナーは企業に所属するだけでなく、フリーランスで働くこともできる仕事です。

独立する人のワークスタイルはさまざまです。

たとえば、自らしつけ教室を開業して経営していくこともあれば、お客さま(飼い主)の自宅へ出かけ、お客さまが飼っている犬のしつけを行う「出張トレーニング」を中心に手掛ける人もいます。

ドッグトレーナーとして開業する際には、「第一種動物取扱業」の届出をしなくてはいけません。

しつけ訓練のほか、ペットホテルやペット販売、ペットシッター、トリミングなどの行為を手掛ける際にも、この届出が必要です。

自治体によって届出の申請先が異なるため、お住まいの地域の自治体に確認してください。

環境省 第一種動物取扱業者の規制

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フリーランスのドッグトレーナーになるまでのキャリアパス

フリーランスのドッグトレーナーになるための決まった道のりはありません。

ドッグトレーナーには国家資格もないため、早ければ、ドッグトレーナーの専門学校やスクールを卒業してすぐに独立することも可能です。

しかし、現代では数多くのしつけ教室が存在しており、独立・開業して成功するのは簡単なことではありません。

きちんと計画を立てないまま勢いで独立してしまうと、仕事もない、収入もないで、孤立無援の状態に陥ってしまう可能性もあります。

こうした背景から、多くのフリーランスのドッグトレーナーは、しつけ教室やドッグトレーニングを行うペットショップなどで働きながらキャリアを重ね、自信がついてから独立する道を選択しています。

また、ドッグトレーナーだけでなく、ペットシッターやペットホテル、ペットの訪問介護などまで業務の幅を広げることができれば、より安定的な収入を得やすくなるでしょう。

ドッグトレーナーとして技術を磨くことはもちろんですが、お客さまを集め、売上を安定的に上げていくためには「経営者」としての勉強も必要です。

フリーランスのドッグトレーナーのメリット・デメリット

フリーランスになる大きなメリットのひとつは、時間を自由に使いやすいことです。

会社員であれば決められた時間に出社し、毎日同じような時間帯で働いて、決められた日に休まなければいけません。

一方、フリーランスの場合は平日に休もうが週末に休もうが、基本的には関係ありません。

自分のスケジュール次第で仕事量を調整することも可能です。

ある程度まとめて休み、海外へドッグトレーニングのレッスンを受けにいくトレーナーもいます。

収入面でも、自分の頑張りによって、どんどん上げていける可能性があります。

自分一人では抱えきれないほどの仕事が集まるようになれば、会社を立ち上げて従業員を雇い、経営者として働くこともできるでしょう。

一方のデメリットは、オーナーとしてすべての責任を負わなければいけないことです。

万が一お客さまとのトラブルが起きてしまった場合は、責任者として責任を取る必要があります。

集客や営業も自ら行わなければいけず、集客が上手にできなかったり、リピーターのお客さまがついてくれなければ、収入がダウンしてしまうかもしれません。

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フリーランスのドッグトレーナーの給料・年収

フリーランスのドッグトレーナーとして成功すれば、給料や年収アップが見込めます。

企業に社員として勤める場合と異なり、フリーランスのドッグトレーナーの給料は「トレーニング代」といった形で、直接お客さまからいただくことになります。

単価は「1回の出張あたりいくら」と設定していることが多く、1回1時間のトレーニングで4,000円~5,000円が一般的です。

人気のドッグトレーナーになり、仕事量が増えれば増えるほど、収入もアップします。

ドッグトレーナーは、まだそれほど恵まれた待遇が保証されている仕事とはいえませんが、自分の努力次第では、よい収入と安定を得ることも可能です。