土木施工管理技士に向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介

人をまとめる能力がある

土木施工管理技士は、土木工事現場において、現場を管理していく役割を担います。

現場ではたくさんの作業員が集まることになるため、彼らをきちんと管理監督し、状況判断して的確な指示を出していくことが土木施工管理技士には求められてきます。

なお、大きな工事になってくるとチームがいくつも構成され、複数の現場監督が存在することになります。

そこでは、全体のトップに立つ所長の指示に従いながら動き、土木施工管理技士がメンバーと所長の間に立つような役割を担うこともあります。

多くのメンバーを引っ張っていくリーダーシップを持つと同時に、状況に応じて人のフォロー役も務められるような人は、土木施工管理技士に向いているといえるでしょう。

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さまざまな立場の人とコミュニケーションがとれる

土木工事の現場において、土木施工管理技士はさまざまな立場の人と関わっていくことになります。

作業員はもちろん、発注者や設計者、さらに役所や警察などの公的機関とも必要なコミュニケーションを取らなくてはなりません。

また、地元住民に作業内容について説明するといったことも、土木施工管理技士の仕事の一部です。

そのため、多様な立場の人に伝えたいことをきちんと伝える力が求められると同時に、意見の相違や思い違いなどがないように、うまく信頼関係を築いていくことが重要になります。

相手の話もきちんと聞けるうえで、いうべきことはきちんといえるような人は、土木施工管理技士の適性があります。

論理的思考力がある

土木工事では、現場ごとに施工方法を検討していかなくてはなりません。

標準の施工方法では問題が発生することも珍しくないため、土木施工管理技士は自ら培ってきた知識や経験を基に現場を観察して、条件や問題点を整理しながらその現場にふさわしい施工方法を考えていきます。

もし、その場の勢いや思い付きだけで工事を進めてしまうと、後々大きなトラブルの発生にもつながりかねません。

地道に課題を検証し、論理的に物事を考えながら答えを導き出せるタイプの人に向いている仕事だといえるでしょう。